連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2019

 今年4回目を迎えた「ファン感謝3Days BOATRACEバトルトーナメント」。本レースはその名の通り、勝ち抜きのトーナメント方式で行われる。3日間という短期決戦で、初日、2日目、ファイナルの1枠から4枠までも抽選で決まる。ある意味、運が試されるレースともいえる戦いだ。
 一般戦とはいえSGやG1と並び、業界大注目の一戦。このレースで赤岩が魅せた。モーター抽選では中堅機を引き当てたが、3日間の枠番抽選はすべて3枠以内を確保。ここからは整備巧者・赤岩の手腕の見せ所。長年培った経験と知識でモーターを立て直し、運と実力でファイナル1号艇を手にした。優勝戦では4号艇・桐生順平に攻め込まれるも1周1マークで首位を確定。そのまま安定の走りでゴールイン。ボート界のレジェンド・今村豊を抜いて業界初、10度目・完全Vの新記録を打ち立てた。今年11月に初開催する「PG1ボートレースバトルチャンピオントーナメント(平和島)」の出場権を獲得したほか、「SGグラチャンでまたここ(多摩川)に帰ってきます」と今年の活躍をファンに誓った。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 12/31~1/6 蒲郡
  • 1521331313
  • 1/12~14 多摩川
  • 11
  • 1/19~24 蒲郡
  • 31335441
  • 1/31~2/5 常滑
  • 16341416
2019 1月31日時点
  • 多摩川

 2018年前期に勝率5.65で初A級へ昇格するも、後期は勝率5.33で再びB1級に戻り、波に乗れずにいた。しかし、昨年末より流れが変わってきている。12月から2連率を50%以上にアップさせ、舟券に貢献する回数が増加。そして迎えた1月中旬の住之江一般戦。節間大崩れなく戦った中村は、2018年3月の蒲郡以来、自身2回目となる優出を決める。赤いカポックを身にまとい、緊張の一戦。1号艇には地元・西村拓也、2号艇には広島のベテラン・島川光男が構える。進入枠なり3対3、2号艇・島川がコンマ02の強烈スタートで一気に内へ絞り、1号艇・西村がけん制。1周1マークで2艇のターンが大きく膨んだ隙を3号艇・中村が差し込む。バックストレッチで首位を決めた中村は2番手・西村の猛追から逃げ切り、念願の初優勝を勝ち取った。現在の今期勝率(2018年11月~2019年1月)は6.04。A級への返り咲きをめざし、力を尽くす。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 12/31~1/6 蒲郡
  • 15242336412
  • 1/12~17 住之江
  • 24431113
  • 1/31~2/5 蒲郡
  • 11145225
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