連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2019

 今年1月末より開催されたG1トコタンキング決定戦で、地元の大スター・池田浩二が2008年以来11年ぶりに当地周年レースを制覇した。この節、引き当てたモーターは自身で「最終日を見越すと厳しい戦いになる」と語ったほどの中堅機。だが、そこはベテランの腕の見せ所。4日目の土壇場で大胆な部品のセット交換を行い、予選を1位で通過した。
 優勝戦では、インコースから走り慣れたスタート感覚でコンマ06のトップタイムを出し、1周1マークを通過。他を寄せ付けない走りでそのまま逃げ切り、地元ファンの声援に応え、堂々のオール3連対で優勝を獲得した。これでG1優勝回数は通算9度目となる。
 1月、2月と幸先のよい滑り出しを切った池田は、現在当地13節連続優出中と常滑との相性は抜群。4月に開催される66周年記念への連覇に、7月のSGオーシャンカップでのタイトル獲得と、当地グレードレースVへ向けてエンジンがかかる!

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 1/31~2/5 常滑
  • 112231
  • 2/16~21 浜名湖
  • 3451433134
  • 2/26~3/3
  • 53211423
2019 2月28日時点
  • 浜名湖
  • 常滑

 2年連続で当地フレッシュルーキーに選出されている吉田裕平は最近好調だ。
 2018年後期に勝率5.61で初のA級へ昇格し、期をまたぐごとに自身過去最高勝率を塗り替えていく怒涛の成長ぶり。2018年10月の徳山ルーキーシリーズではフライングを切ってしまったが、休み明け初戦の12月蒲郡一般戦では予選をトップで通過すると、優勝戦で同じ愛知支部のベテラン・杉山正樹を抑え、初優勝を果たすという復活劇。また、2月に出走した3節ではすべて準優出、うち優出1回とA1級に引けをとらない活躍を見せている。その中でも徳山の優勝戦では、グレードレース常連の選手がずらりと並ぶ中、ただ一人A2級選手として6号艇から参加。コンマ05と驚きのトップスタートを決めて準Vを飾った。
 2019年後期勝率は現時点(2018年11月~2019年2月)で6.58とA1級昇格圏内の数字を叩きだしている。今後の活躍に期待大だ!

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 1/30~2/4 徳山
  • 33433213
  • 2/13~18
  • 36112611241
  • 2/22~25 常滑
  • 1155315
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