連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2019

 レーサー歴28年目に突入した都築正治が、史上123人目となる通算2,000勝を達成した。
 7月8日から開催されたボートレース三国の「マクール杯競走」。2日目までの成績を2、3、1、1着と3連対にまとめ、充実したコンディションで迎えた3日目の第9レース。2,000勝に王手がかかったこの1戦、都築の勝利への想いは他の選手より強かった。6号艇発進にもかかわらず、内枠を圧倒する豪快なピット離れを見せ、3コースに進入。前走でも3コースからのまくりを決めていた都築は、ここでもコンマ10の好スタートで3コースから堂々のまくりを決めて、通算2,000勝という偉業を達成した。節間中は11戦中6勝という好成績で優出。残念ながら優勝には至らなかったが、マスターズ世代の熟練の功を見せつける節となった。
 2019年後期勝率は7.22と実に自身19期ぶりに7点台へ勝率をのせた。年を重ねて熟成されるベテランレーサーのさらなる進化に、今後も目が離せない。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 7/8~13 三国
  • 231111451
  • 7/19~24 児島
  • 妨514122132
2019 7月31日時点
  • 江戸川
  • 蒲郡

 7月から適用される2019年後期にて、池田雄祐が自己最高勝率6.30をマークし、初のA1昇格を成し遂げた。デビューしてから約11年目を迎えての達成だ。
 池田は2008年当地でデビュー。同期は現在SG戦線で活躍する深谷知博や小野生奈など、好素材に囲まれている。そんな中、池田は少しずつ着実に勝率を積み重ねてきた。プロペラ調整に「バリエーションが増えてきた」と手応えを感じ始めた2017年前期頃から勝率がグッと上がり、9年目にして初のA級へ昇格。伸びより出足寄りに仕上げることが多く、年平均のスタートタイミングをコンマ14前後でキープしている。そして2019年後期審査期間(2018年11月~2019年4月)に前期と比べ1着数を倍以上の35回に伸ばし、優出回数も過去最多の5優出と、勝率とともに自己最高戦績を残した。
 選手としての「A1になる」という目標を果たした池田。次なる目標はどこへ定めるか!? 31歳まだまだ成長株、池田の今後にご注目!

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 6/28~7/3 江戸川
  • 6転653
  • 7/10~15 蒲郡
  • 46423226221
  • 7/28~8/2 三国
  • 2643445323
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