連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2019

 8月の磯部誠の戦績が素晴らしい! 江戸川、宮島、蒲郡、常滑と4節出走して全優出。そのうち3Vをマークし、惜しくもVを逃した蒲郡でも準V。一般戦と言えどもなかなか残せる成績ではない。
 その内容に注目すると、まずは7月末から始まった江戸川で3連対V。続く宮島では初日2走は4着発進となったものの、2日目以降はピンラッシュで優勝。準Vに終わった蒲郡では大外6コースからイン逃げの池田浩二に迫る勢いで最内をついて2番手に浮上。そして締めくくりは当地戦、3着1回以外は全て勝利のほぼ完全Vで幕を閉じた。その勢いもあって今期(2019年5月~8月末時点)の勝率は8点台に迫る7.97で全選手中第9位。
 9月からは浜名湖G2MB大賞、三国G1ヤングダービー、蒲郡G1周年とグレードレースでの出走が続く。くしくもフライング休みのためSGダービーには出場できないが、年末に向けてこれからの一戦が重要になってくる。一般戦同様、グレードレースでもぶっ飛ばす磯部のスタイルに注視したい。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 7/27~8/1 江戸川
  • 1321221
  • 8/6~10 宮島
  • 4411111
  • 8/16~20 蒲郡
  • 2551112
  • 8/24~27 常滑
  • 11131
2019 8月31日時点
  • 住之江
  • 大村
  • 蒲郡
  • 江戸川
  • 宮島
  • 常滑

 7月のフレッシュスターに登場した西尾亮輔と同様、一つのスポーツに全力を注いだ過去を持つ選手がいる。それが中北涼だ。
 幼い頃に父親の影響でスノーボードを始め、高校生でプロスノーボーダーとしてデビュー。しかし、プロの厳しさと世界との実力の壁を痛感し引退。三重支部・中北将史が従兄弟であったことも関係してボートレーサーに一転。デビューしてから約1年ほどは5、6着で終えることが多かったが、ここ最近は3連率約26%と舟券に貢献する機会も増えてきた。スタートは無理せず慎重に、自信がある時に思いっきり攻めるスタイルへ。その結果、デビューから比べて年々スタートタイミングがコンマ19→18→17→15と速くなっている。「やるからには全力で」と、どのレースにも精一杯向き合う中北の今後の成長を一歩一歩熱く見守りたい。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 8/18~21 浜名湖
  • 2463155
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