連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2019

 今年もSGグランプリ出場をめぐり、熾烈な賞金争いとなった桐生SGチャレンジカップ。開催前の賞金ランキングでは22位と、勝負駆け必至の状況であった平本が手にしたモーターは、2節前のG3オールレディースで、松本晶恵がオール2連対でVを決めた48号機。
 力強い相棒と共にほぼ2連対で節間を進み、迎えた予選最終レース。コンマ03のトップスタートを決めるも、5コースから食い込んできた石野貴之と激しいトップ争いを展開。1周目は石野がやや優勢であったものの、2周1マークで先マイした平本がターン後に抜群の伸びを発揮し首位を奪取。勢いそのままに準優勝戦も突破し、優出を決めたのだった。
 このチャレンジカップ優出4着により、平本の賞金ランキングは17位までアップ。勝負駆けに成功し、自身3年ぶりのグランプリ出場を決めた。トライアル1stの6号艇発進と言えども、今の平本は勢いに乗っている。1億円バトルの初日から目が離せない。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 11/1~6 丸亀
  • 241転3424
  • 11/10~15 蒲郡
  • 64166616
  • 11/19~24 桐生
  • 262121
  • 11/28~30 平和島
  • 34162
2019 11月30日時点
  • 常滑
  • 常滑
  • 浜名湖
  • びわこ

 秋も深まる11月に、ボートレース界では新人選手がデビューを迎える。愛知支部にも、大江純と山本稔太朗の125期新人選手が2名仲間入りした。
 先に初出走を迎えた山本は、デビュー戦初日から衝撃的なレースを魅せる。大外6コースから新人離れしたコンマ12のトップスタートを決めると、スペースの空いた最内を突いて、3番手に浮上。詰め寄る先輩たちの攻めにも負けず、安定して走り続けた山本が初出走にいきなり3着を獲得し、2万舟を演出して観客を沸かせた。その後も節間中には5走目で2着、続く6走目でも3着と、連続して舟券に貢献する場面も展開した。
 ボートレーサー養成所でもリーグ勝率第2位の7.42をマーク、教官も「センスは期でナンバーワン」と太鼓判を押すほど。デビュー期である今期の勝率も現時点で3.07と同期の中でトップを走る山本の今後の成長に期待が高まる。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 11/9~12 常滑
  • 3544236
  • 11/23~28 尼崎
  • 626転6665
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