連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2020

 愛知支部の登録番号3900番台は層が厚い。言わずと知れた大スター・池田浩二を筆頭に、赤岩善生、大瀧明日香らトップ選手が名を連ねる。その中でも近況勢いに乗っているのが渡辺真至だ。
 渡辺は、今年1月末の下関一般戦で、2016年12月の浜名湖一般戦以来、約3年ぶりの優勝を果たした。その優勝戦では、4号艇・村松修二のコンマ04スタートからの強烈なまくりを抑え込んで見事逃げ切るなど、トップルーキーの勢いを制する熟練の技を見せた。また、直近1カ月の渡辺の成績には目を見張るものがあり、昨年の12月末の三国一般戦から、優勝を決めた1月末の下関一般戦まで3戦3優出と、好調を維持している。
 2020年後期審査期間も折り返しとなり、現時点の勝率が6.84、優出回数も4回と、キャリアハイを更新せんばかりの好ペースだ。2020年、スタートダッシュをかけた渡辺の快走を見逃すわけにはいかない!

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 1/10~14 常滑
  • 3333111
  • 1/20~24 下関
  • 112154
2020 1月31日時点
  • 下関

 毎年選出される「スター候補選手」だが、各地区の「トップルーキー」と各場の「フレッシュルーキー」2ランクで選出されるようになったのは2017年から。その最初の東海地区トップルーキーに選ばれたのが、間野兼礼だ。
 その間野が、1月初めの多摩川一般戦でデビューから7年3カ月目、ついに初優勝を決めた。デビューから着実に勝率を上げ、2017年後期にはA2級昇格。さらにトップルーキーに選出と順風満帆な道を歩んできたが、事故率の高さがたたって勝率を落とし、B1級暮らしが続いていた。しかし、2020年前期には初の事故率0.00を達成し、見事A2級に返り咲くと、今回の優勝戦では安定したレースを展開。1周1マークで2号艇・下田哲也と4号艇・森高一真のまくり攻めに屈することなく先マイ、内を突いて2番手に浮上した5号艇・南佑典の追走もかわして見事な逃走劇を見せ、めでたい初優勝を飾った。
 辛抱を重ねて強さと安定感を両立させた間野の才能が、今再び開花し始めた!

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 1/1~5 常滑
  • 645215255
  • 1/9~12 多摩川
  • 33121
  • 1/19~24 児島
  • 3336426556
  • 1/30~31 戸田
  • 45F
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