連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2020

 ボートレース大村で毎年開催される「G2モーターボート誕生祭」。A級レーサーがボートレース発祥の地で覇を競うが、今大会は平本真之が制し、G2初優勝を飾った。
 初日のドリーム戦・4号艇での出走となった平本は、4コースから0台のトップスタートを決め、先マイした1号艇・桑原悠の内を突く鮮やかなまくり差しで勝利。流れに乗った平本は危なげなく予選トップ通過を果たすと、準優勝戦では2着に2秒以上差をつける圧巻の逃走劇を披露し、優勝戦のポールポジションを獲得。その優勝戦もインから0台のトップスタートを決めると、他艇を寄せ付けることなくゴールインし、大村で初優勝とG2レース初優勝を手にした。
 平本はこれが12場目の優勝となり、全24場制覇へ折り返しを迎えた。今年に入ってから、なかなか本調子とはいかなかったものの、3月の勝率は8点台をマークし調子を上げてきた。勝負所で随一の強さを見せる平本の活躍に今年も期待したい!

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 3/1 下関
  • 11
  • 3/10~15 びわこ
  • 52162415
  • 3/24~29 大村
  • 121115
2020 3月31日時点
  • 大村

 服部達哉が選手歴12年目で念願の初優勝を果たした。2007年にデビューした服部は、2年後に初勝利を挙げると、その2年後に初優出するなど、出世ペースが特別早いわけではなかったものの、選手として順調にステップアップしていった。しかし、そこから初優勝までが遠く、優出回数23回目にして悲願の初優勝となった。
 優勝を果たした丸亀の一般戦では、一走目に3コースからのまくり差しを決めて上々の滑り出しをみせ、予選を突破。準優勝戦では4号艇で出走し、抜群の行き足を活かして抜きの1着。迎えた優勝戦では、1号艇と2号艇の間隙を突くまくり差しで、1号艇の野澤大二との競り合いに持ち込む。1周2マークを有利位置から先マイした服部が先頭に立つと、その後も危なげなく周回を重ねゴールイン。雨風が強く厳しい水面状況だったが、果敢に攻めていき初タイトルを獲得した。
 その次節の蒲郡一般戦でも優出2着となり、初優勝の壁を突破した今、波に乗っている服部。目標のA1級昇格はもう目の前だ!

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 3/1~6 尼崎
  • 515321244
  • 3/11~15 丸亀
  • 1543145
  • 3/22~27 蒲郡
  • 14241126
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