連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2020

 山崎哲司の優出ラッシュが止まらない。2020年は11月までに出走した23レースのうち16レースで優出しており、8月戸田から6節連続で優勝戦に出場している。10月は多摩川と蒲郡で優出し、どちらも3着と大健闘。特に蒲郡では良モーターを引き当て、シリーズを引っ張る活躍を見せた。初日にエンストをおこすというハプニングがあったものの、それを除けば節間を通してオール3連対、2日目から4日目にかけては4連続で1着と素晴らしい成績だ。優勝戦では6コースから大胆なダッシュスタートを決め、1周1マークで内側の艇が競い合う隙をついて3着とレースを大いに沸かせた。
 2020年は前半に4Vをあげ、このまま突っ走るかに見えた山崎。しかし、4月福岡でのV以降、優勝戦常連ではあるものの、優勝まであと一歩届かない状況だ。新期は優出ラッシュではなく、Vラッシュを決める!  

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 10/10~13 多摩川
  • 253113
  • 10/17~23 蒲郡
  • 3エ11112132
  • 10/29~31 桐生
  • 6411
2020 10月31日時点
  • 浜名湖
  • 鳴門
  • 芦屋
  • 福岡

 2018年蒲郡で初優出し、その後何度も優出するものの、初優勝まであと一歩の状況が続いていた前田篤哉。その前田が10月桐生ルーキーシリーズで念願のデビュー初優勝を果たした。ルーキーとはいえ強者ぞろいの優勝戦メンバーに動じることなく、一番人気の関浩哉を3コースからまくり差しで圧倒してのVだ。
 しかし前田の快挙はこれだけでは終わらない。初Vの夢から醒めやらぬ桐生の次節に出走した、多摩川ルーキーシリーズでもVを決めたのだ。桐生では優勝戦含め1着は3本だったが、多摩川では節間中1着6本と、その成績もさらに勢いづいている。
 2021年前期審査期間勝率は6.48と、来期のA1級昇格はほぼ確定。また、多摩川で優勝を果たした翌日には、江戸川で弟・滉もデビュー初優勝を飾った。弟の活躍も刺激に、来期はより多くの優勝を積み重ねる。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 10/1 住之江
  • 21
  • 10/5~10 桐生
  • 23242152
  • 10/16~21 多摩川
  • 24111133
  • 10/26~31 びわこ
  • 1525322111
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