連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2021

 各地で行われる地区選手権の皮切りとなったのが、津で行われた「第66回東海地区選手権」。愛知支部からも実力派レーサーが多数参戦するなか、最も優秀な成績を残したのは山崎哲司だ。優勝戦3着入賞である。
 予選終了時点での山崎の成績は、得点率5.83で14位タイだった。そんなボーダー付近の成績で迎えた準優勝戦は、5コースから1周1マークで大胆に内へ攻め込んで2着。勝負がけのプレッシャーをものともしない堂々とした走りで優出を掴んだ。6コースから出走した優勝戦では、1周1マークで果敢な攻めを見せ上位争いに食い込み、菊地孝平との競り合いを制して3着でゴールとなった。
 山崎は2019年後期から4期連続でA1級、成績も右肩上がり。勝率6.97であり、優出数も11回と近況活躍がすばらしい。今年は記念戦線でも結果を残し、2009年以来のSG出場を目指す。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 2/1~2 鳴門
  • 1
  • 2/6~11
  • 432163
  • 2/19~23 戸田
  • 445514123
  • 2/25~28 多摩川
  • 35223211
2021 2月28日時点

優勝はありません

 ボートレース界注目の若手といえば、3兄弟そろってボートレーサーの、前田篤哉・滉・翔に違いない。その筆頭は篤哉だが、弟・滉も急成長中だ。昨年10月に江戸川で初優勝、2021年とこなめフレッシュルーキー選出と、着実に結果を残している。
 特に江戸川での初優勝は、兄・篤哉がデビュー初優勝を果たした翌日とあって話題となったが、その内容にも注目したい。節間は6走しオール3連対、またそのうち3走でコンマ09のスピードスタートを決めている。
 そして2月は尼崎でデビュー5度目の優勝戦に出場。節間中着外はたった2本、準優勝戦も1着での優出だ。滉を除いた優勝戦メンバーは全員がベテランという状況の中、食らいついて3着とパワフルな走りを見せた。
 2021年前期は初のA級昇格を果たしただけでなく、その勝率は5.91とあと少しでA1級に手が届く優秀なものだった。2月現在、2021年後期審査期間の勝率は5.57だ。審査期間終了まであと2カ月、デビュー6期目の来期でA1級昇格となれば、かなりのスピード出世となる。一走でも多くの勝利をつかみたいところ。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 2/3~8 常滑
  • 544妨13431
  • 2/17~22 尼崎
  • 34122163
  • 2/26~28 常滑
  • 52543
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