新元号の令和になって初となる「G1トコタンキング決定戦」は、新期早々の11月3日から6日間に渡り、超ハイレベルの熱いバトルを繰り広げる。そのメンバーだが、地元の大スター・池田浩二(愛知)をはじめ、峰竜太(佐賀)松井繁(大阪)井口佳典(三重)ら、SGレースとも見間違うほどのスーパースターが大挙参戦する。
 ここで初日、2日目と2度に渡って行われるドリーム戦の枠とメンバーを紹介したい。今節のドリーム戦はなんと12選手全員がSGタイトルホルダーだ。まずは初日。1枠・池田、2枠・松井、3枠・辻栄蔵(広島)、4枠・湯川浩司(大阪)、5枠・原田幸哉(長崎)、6枠・新田雄史(三重)。そして2日目は1枠・峰、2枠・今垣光太郎(福井)、3枠・太田和美(大阪)、4枠・井口、5枠・平本真之(愛知)、6枠・茅原悠紀(岡山)となっている。
 この時期になると気になるのが、今年の獲得賞金上位18選手による年末の大決戦、12月15日から平和島で開催される「SGグランプリ」への出場権争い。ここから11月24日から蒲郡にて開催される「SGチャレンジカップ」終了時点までの約1カ月が大勝負となる。そのボーダー付近の第17位にいるのが池田。池田にとってこのタイトルは絶対に負けられない戦い。G1トコタンキング3連覇と通算V4へ、全身全霊をかけて臨む。
 その池田の最大の強敵になりそうなのが峰。今年の通算VはSG1回、G12回を含め12回、獲得賞金は独走の1億2千万円超えとまさに神がかり的。調整力もピカイチなら、今節も縦横無尽の走りで、トコタンキング初Vを狙う。
 他の賞金上位の選手を挙げると第9位が新田、第11位が茅原、第12位が松井、第14位が平本、第16位が井口、第19位が湯川。そして9月びわこのヤングダービーでG1ウイナーとなった地元の磯部誠(愛知)も第20位で、いつも以上に熱視線を注ぎたい。
 最後に当地のベスト3のモーターを紹介したい。12、17、37の3基で、これを誰がひき当てるのかにも大注目だろう。

※データは10/2現在のものです。