いろんなことがあった2024年も残すところあとわずか。そんな中、当地では今年も恒例の「創刊70周年記念中日スポーツ金杯争奪2025新春特別競走」が年またぎで開催される。開幕は小晦日の30日で6日間にわたり寒風を吹き飛ばす熱き戦いが繰り広げられる。そのメンバーだが、今年はオール愛知支部による「愛知ダービー」。
主役はもちろん不動のスーパースター・池田浩二(愛知)。その池田は、今年SG戴冠こそなかったが、2月の蒲郡GⅠ東海地区選手権Vをはじめ、安定した航跡で今年(12月1日現在)の獲得賞金第6位となり、2年連続で12月の住之江SGグランプリ2ndステージからの出場を決めた。そのSGでどんな結果が出ているのか。いずれにしても今節も圧倒的な強さで地元29度目のVを飾る確率はかなり高そうだ。
その打倒池田の1番手が愛弟子でもある磯部誠(愛知)。今年は不本意な走りが続き、獲得賞金第32位に沈み、3年連続となるSGグランプリ出場を逃した。この悔しさは2025年で晴らす。そのためにも今節は最高の結果を残したい。当地正月戦連覇へ、闘争心MAXで臨む。
近況はビッグレースでの出番がグッと減ってしまった柳沢一(愛知)だが、Vの有力候補であることは間違いなし。今節メンバーでは、当地V回数は池田、20回の仲口博崇(愛知)に次ぐ第3位の15回を誇る。持ち味の安定したさばきで存在感を示す。
他にも新勝率で3期ぶりに7点台をマークした岩瀬裕亮(愛知)をはじめ、黒野元基(愛知)、吉田凌太朗(愛知)、前田滉(愛知)、中山雄太(愛知)、前田聖文(愛知)、大須賀友(愛知)のA1級に加え、新勝率でA1級に復帰する仲口や初のA1級昇格を決めた中野仁照(愛知)らが下剋上へ虎視眈々。
また女子9選手(A級は不在)が参戦し、シリーズを盛り上げる。
出場予定選手
一般
創刊70周年記念中日スポーツ金杯争奪2025新春特別競走
12/30 31 1/1 2 3 4
9:55
SG10冠の池田が地元29度目の頂点へ！
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磯部 誠4586 / 愛知 / A1 -
池田 浩二3941 / 愛知 / A1 -
仲口 博崇3554 / 愛知 / A1 -
柳沢 一4074 / 愛知 / A1
ピックアップレーサー
弟・裕平には負けられない！
吉田裕平が一昨年12月下関周年でGⅠ初優出、昨年は蒲郡SGボートレースダービーでSG初優出、そして、今年はついに11月丸亀周年でGⅠタイトルを初ゲットし、順調にスターへの階段を駆け上がっている。それに一番刺激を受けているのは、実兄である凌太朗だろう。凌太朗と裕平は同期(117期)の桜。出世が早かったのは凌太朗のほう。A2級昇格は4期目(裕平は5期目)、A1級昇格は同時の7期目、初優出は1年7カ月目(裕平は2年9カ月目)、優勝は2年2カ月目(裕平は3年3カ月目)とほとんどのところで凌太朗がリード。当地での初優勝(2018年5月)も凌太朗が大きくリード。それも柳沢一のインを2コースから差し切ってのもので、価値ある優勝だった。この結果に裕平も「優勝するとは思いませんでした」とビックリ。ただ、2019年5月から2020年1月にかけて何と4本のフライングを切ってしまい、大きくリズムを崩してしまう。それからしばらくはB1級とA2級暮らしが続き、2023年後期適用勝率で8期ぶりにA1級に復帰するが、その後に航法によるペナルティーで4カ月の出場停止処分となり、次の期にはB1級へ降格となる。それでも再び吉田は這い上がってくる。2024年後期、2025年前期と連続でA1をキープ。さらに10月住之江、11月びわこでVと本来の実力を発揮し始めている。弟・裕平に続き、2025年にブレイクするのは凌太朗かもしれない。この正月シリーズは大注目だ！
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吉田 凌太朗4903 / 愛知 / A1
| 2024/11/26～ | G3 | 尼崎 |
25164313  | ||
| 2024/11/16～ | 一般 | びわこ |
23222321  | ||
| 2024/11/6～ | 一般 | 徳山 |
| 2664 | ||