
活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

今月のおっかけスターは、福岡SGチャレンジカップで準優勝を果たした池田浩二。今節でも主役を務め、改めてその存在感を示した。
初日のドリーム戦では1号艇に選出された。強風の影響で荒れた水面となり、安定板が使用される難条件の一戦。それでも池田はコンマ04のトップスタートを決める。3号艇・末永和也が勢いよくまくりに出たが、池田のインは堅く、先マイから主導権を譲らない。1周目バックストレッチで先頭を確立すると、そのまま危なげなく押し切り1着。以降も1着2本、2着1本と安定した成績を残し、予選をトップで通過した。
1号艇の好枠で臨んだ準優勝戦は、2号艇にBBCトーナメント、平和島周年を制した茅原悠紀、4号艇に25回大会覇者の深谷知博と、実績十分の顔ぶれがそろう注目カードとなった。枠なり3対3の進入から、池田がトップスタートを決める。1マークで茅原が果敢にまくりを仕掛けたが流れ、池田が先頭へ。その後は他艇との差を着実に広げ、独走態勢に持ち込んだ。結果は1-2-6でゴール。池田は堂々と優勝戦進出を決めた。
迎えた優勝戦も1号艇。ここでも池田はコンマ04のトップスタートを放ち、3号艇・関浩哉のまくりをブロックしながら1マークへ。しかし、やや膨らんだところを2号艇・山口剛に差され、一度は後手を踏む。それでもバックストレッチで外から先頭を奪い返し、意地を見せた。だが、2マークでは内を突いた山口に先行を許し、池田は2番手に後退。2周1マークでは両者の差が広がり、逆転には至らなかった。レースは2-1-6で決着。池田は好枠を生かし切れず、準優勝に終わった。
その後、池田は住之江SGグランプリに出場。トライアル2nd初日は1号艇からイン逃げを決めて白星発進を切った。しかし2日目に接触事故による落水があり、優勝戦進出は厳しい状況となる。それでも3日目には4号艇から差しを決めて2着を確保。最終日のグランプリ順位決定戦でも6号艇から差しを決め、再び2着に入った。不利な枠番でも確実に結果を残す走りは、ベテランの底力を感じさせた。
2025年もSG戦線で存在感を示し続けた池田浩二。2026年もまた、数々の大舞台でファンを沸かせる走りを見せてくれそうだ。
児島
戸田
蒲郡
鳴門

今回のおっかけフレッシュスターで取り上げるのは、11月11日に開催された当地一般戦でデビュー節ながら初勝利を挙げた鈴木雄登だ。
養成所チャンプ決定戦では2コースから2着に入り準優勝。確かな実力を携えて、プロとしての第一歩を踏み出した。ここでは、デビュー初日のレースと、初白星をつかんだ最終日の一戦を中心に振り返る。
プロデビュー戦は、6号艇から枠なりの123/456でスタートが切られた。1周1マークでは、1号艇・乃村康友、5号艇・伊藤啓三をまくり差しで捉える積極的な旋回を披露。バックストレッチでは3号艇・若林樹蘭との2番手争いに持ち込む。しかし若林がアウトから鋭く攻め、鈴木は3番手へ後退。2周1マークでは伊藤に内を突かれそうになる場面もあったが、落ち着いた対応でこれをしのぎ、デビュー後初のレースは3着を飾った。
その後は着を落とすレースが続き、舟券絡みには至らなかったが、迎えた最終日第9レースで大きな見せ場が訪れる。このレースも6号艇での出走。進入は再び123/456。2号艇・石塚裕介が1号艇・長谷川雅和に対してまくりを仕掛けるも、抵抗を受けて大きく外へ流れる。その内を4号艇・佐々木康幸が差しに構え、さらにその最内を突いたのが鈴木だった。1周1マークで鋭く差し抜けると、バックストレッチでは単独先頭に浮上。以降は後続を寄せ付けず、堂々の独走態勢でゴールインした。これがデビュー節ラストランでのうれしい初1着。137期では一番乗りとなる初勝利で、当地では歴代最高配当額も記録した。
レース後には水神祭も実施され、先輩レーサーやファンから温かい拍手が送られた。鮮烈なデビューを飾った大型ルーキー・鈴木の走りから、今後の飛躍を予感させる一節となった。
