
活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

今月のおっかけスターは、びわこGⅡ秩父宮妃記念杯で特別戦初優勝を果たした岩瀬裕亮。今回、記念すべき節から混戦となった準優勝戦と優勝戦を中心に戦いぶりを振り返る。
シリーズ序盤から流れは上々だった。モーター抽選では2連対率が上位3本の指に入る強モーターを引き当て、運を味方につけた。初日の1走目こそ着外に敗れたものの、その後はオール3連対と安定感ある走りを披露。得点率6位タイで準優勝戦へと駒を進めた。
準優勝戦は安定板が装着され、周回短縮で実施される難条件。さらに5号艇・後藤翔之が欠場となり、5艇での一戦となった。レースは123/46の隊形でスタート。2号艇・青木玄太がトップスタートを決めて1マークへ向かうなか、3号艇・岩瀬はまくり差しを敢行。しかしあと一歩届かず、バックストレッチでは3番手での走行となる。内から4号艇・西村拓也も浮上し、2番手争いは三つ巴の様相を呈する。2マークでは、やや膨らんだ青木と西村の内を鋭く差す旋回を見せるも逆転には至らず、最終周回へ突入する。勝負が動いたのは最終2マーク。内を突いた西村がやや外へ流れ、その外側を旋回していた青木も影響を受けて態勢を崩す。その一瞬の隙を逃さなかった岩瀬が、最内を鋭く切り込んで2番手を奪取。1号艇・佐藤航が逃げ切るなか、1-3-4でレースは終了した。岩瀬は激戦を勝ち抜き、優勝戦進出を果たした。
迎えた優勝戦は5号艇からのスタート。SG、GⅠ覇者が顔をそろえるハイレベルな一戦となった。レースは枠なり12/3456でスタート。4号艇・坪井康晴がインの3艇をまくりにいく構えで内へ航路を絞りながら1マークを旋回するなか、岩瀬はその外から仕掛ける。2号艇・中島孝平と3号艇・大峯豊をまくり切り、さらに1号艇・佐藤航と坪井を差す絶妙な旋回を決め、バックストレッチで先頭に立った。2周1マークでは佐藤に内を突かれそうになる場面もあったが、冷静に対応して主導権を守る。その後は後続との差を徐々に広げ、危なげない航走でゴールイン。5-4-1で決着し、万舟券決着となるなか、岩瀬は特別戦初優勝を成し遂げた。
今後もGⅠレースへのあっせんが数多く控えている岩瀬裕亮。この優勝をきっかけにさらなる飛躍が期待される。
びわこ

今月の「おっかけフレッシュスター」で取り上げるのは、津で行われた一般戦でデビュー初勝利を飾った今泉澪だ。高校1年生のとき、進路を考えるなかで父の勧めを受け、ボートレーサーを志望。養成所に入所し、2025年5月にプロデビューを果たした若きホープである。今回は、その記念すべき初勝利を飾った3日目第2レースを振り返る。
6コースからスタートした今泉は、コンマ12のトップスタートを決めると、徐々に内へ艇を寄せながら1マークへ向かった。3号艇・中本大樹が果敢にまくりに出て、1号艇・加藤綾がこれをブロックする形で外へと膨らむ。その懐を鋭く差したのが今泉だった。バックストレッチで一気に2番手へ浮上し、先頭争いに加わる。トップ争いは今泉、中本、2号艇・喜多那由夏の三つ巴。2マークでは今泉がやや膨らみ、中本と喜多が内を突いて迫る展開となるが、フォームストレッチでは今泉が先頭に立つ。中本に約1艇身差をつけて2周目へと突入した。2周1マークでは中本が差しを狙うも、今泉は冷静に応戦し先頭をキープ。以降もターンごとに猛追を受けながらも、的確な旋回で押さえ込み、最後まで主導権を渡さなかった。5-3-2でゴールし、配当は万舟券。デビュー初勝利となった。
このデビュー初勝利の日は成人の日。今泉も新成人で、水神祭も行われ、記念すべき日となった。今後、女子戦だけでなく混合戦の出場も控えており、これからのレースにも注目だ。
