連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2021

 4月のおっかけスター・赤岩善生がついに100Vのメモリアル優勝を成し遂げた。史上17人目で現役選手では7人目の快挙となる。舞台となったのはボートレースびわこ「ボートピア京都やわた開設14周年記念」。予選は1着6本、2着と3着が各1本と独走状態でトップ通過を果たす。準優勝戦も1コースからトップスタートで差させず、まくらせずのターンで優勝戦1号艇を獲得した。優勝戦は2号艇に地元の北中元樹や、3号艇に今年でアウト屋を卒業した澤大介など、名だたる選手が立ちはだかった。優勝戦でもコンマ04のトップスタートから逃げて通算100Vを達成した。また2日目後半レースから8連勝で優勝を締めくくった。
 赤岩は今年に入って3月G1三国で2,000勝、4月びわこで通算100Vと記録ラッシュが続いている。また全24場の各場2V達成まで、桐生・江戸川・平和島・唐津と残り4場まで迫っている。新たな記録が出るか、今後も目が離せない。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 4/4~9 びわこ
  • 312111111
  • 4/13~16 戸田
  • 132311
  • 4/20~25 下関
  • 6441131F3
  • 4/30 三国
  • 11
2021 4月30日時点
  • びわこ

 4月はボートレーサーにとって大事な時期である。それは7月からの出走表に掲載される級別の最終審査月であるためだ。その審査期間が終了し、山本稔太朗が2021年前期では3.16だった勝率を、2021年後期では4.10と勝率を大幅に上げた。
 山本はボートレーサー養成所時代から好成績を残しており、第125期修了記念競走の優勝戦にも出場している。デビュー戦では3着と舟券に絡み、デビュー節で2着を1回、3着を2回獲得し、約1年前に初1着の水神祭も上げている。成績面では2021年前期の1着回数が2回に対し、2021年後期は11回と大幅に上げ、2着や3着回数も順調に増えている。一方で6着回数が減ったため、今回の勝率アップにつながった。
 先日G3イースタンヤングの出場選手選出順位が発表され、山本は事故率が規定値よりオーバーしたため出場することはできないものの、選出ラインまであと一歩のところまで迫った。少しでも上位グレードで活躍する姿を見せるため、まずは初優出と初優勝を成し遂げたい。そして目標の「SG戦線で活躍する」姿も近いうちに見られるか楽しみだ。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 4/3~9
  • 4124554446
  • 4/18~23 桐生
  • 331534126
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