連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2021

 GWやお盆、年末年始の開催レースでは地元選手が多数集結することでおなじみとなっている。ボートレースとこなめでも地元・愛知支部選手が大勢参戦し、レースを盛り上げた。今年のGW戦は杉山正樹が3コースのカドからまくりを決め、2012年以来2度目のGW戦制覇を成し遂げた。
 今年は地元のエース・池田浩二がF休みのため不参加であった。しかしながら平本真之や柳沢一、河村了といった愛知支部を代表するメンバーが集結した。その中でも杉山はオール3連対で予選を突破し、準優勝戦では1号艇・中山雄太を差して優勝戦の2号艇を獲得した。
 優勝戦は1号艇に大本命・平本を迎えた一戦で、3号艇・仲口博崇がコース取りで動きを見せた。杉山は3コースのダッシュを選択し、平本と仲口をまくって優勝をものにした。2着には6号艇・北野輝季、3着には5号艇・柳沢がゴールイン、3連単の配当金が約18万円となる高額配当となった。
 昨年の当地お盆戦では優勝戦1号艇であったが、3コースの平本にまくり差しを決められ悔しさの残る一戦だった。今回はそのリベンジを果たしたように見えた。今後も第一線で活躍し、お盆戦や年末年始のレースで優勝する姿を見てみたいものだ。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 5/1~6 常滑
  • 232132132
  • 5/14~18 戸田
  • 316231212
  • 5/23~28 桐生
  • 12434122
2021 5月31日時点
  • 戸田
  • 常滑

 5月から128期の新人選手たちが各場でデビューを果たした。その中でも中野仁照はデビュー3戦目であわや1着を取る展開を見せ、ファンを驚かせた。
 愛知支部の128期は3選手おり、中野と成貞琳平は蒲郡、鰐部太空海(ワニベタクミ)は常滑でそれぞれデビューした。その中でも中野は5月15日の第1レースで先頭に躍り出る好展開を見せた。6コースからコンマ04という驚異的なトップスタートで1周1マークへ進入、まくり差しを決める展開で1号艇・中村守成の懐を突き、バックストレッチで勝負を仕掛けたが、1周2マークで艇が浮いたところを中村に差され、形勢逆転。さらには最終2マークでターンが膨らんだところに2号艇・塚田修二が襲い掛かるものの、何とか踏みとどまり2着でゴールインした。
 128期のデビュー戦績では、1着を獲った選手はいなかったものの、2着を獲ったのは中野ただ一人であった。「稼げる選手になる」という目標を達成するために、いち早く初勝利を決め、ファンたちへのさらなるアピールを期待したい。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 5/13~18 蒲郡
  • 5626665
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