連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2021

 平本真之が2015年3月のとこなめでG1優勝してから、実に約6年ぶりにG1を制覇した。「完璧ですね。遅れるのは嫌だった。少し様子を見たけど、いいのが行けたと思う」とのコメントを残し、地元の大スター池田浩二が不在の中、奮闘した。優勝戦は蒲郡G1戦で優勝歴のある湯川浩司や石野貴之などの強豪選手が出場。その中でも平本はコンマ07のトップスタートから他艇を寄せ付けない逃走劇を見せつけた。また2着には地元の磯部誠が入り、地元ワンツーフィニッシュと最高の形で蒲郡G1周年は幕を閉じた。
 平本は8月に蒲郡で開催されるSGボートレースメモリアルにとこなめ推薦枠として出場を控えている。「地元のSGは絶対に欲しいタイトル。自信を持って次のメモリアルに臨みたい」とコメントし、悲願の地元SGタイトル奪取へ最高の流れをつかんだ。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 6/3~8 蒲郡
  • 331122
  • 6/22~27 児島
  • 1転6565156
2021 6月30日時点
  • 蒲郡

 地元の前田兄弟といえば前田篤哉を筆頭に滉と翔の3兄弟である。2021年後期で篤哉はA1級キープ、滉はA2級キープ、翔は勝率5.59を残してA2級へ初昇格し、3人全員がA級にそろい踏みした。
 翔がA2級へ昇格したのは6着大敗が大幅に減少し、上位着が増えたことが要因と考えられる。1着回数は前期4回であったが、今期は18回と4倍以上の増加。その内、11回が1コースからの1着とイン戦の勝利数が増えている。しかしながら弱点があるらしく、本人も「ただ、準優とか勝負どころが弱いんですよ」とコメントしている。それを裏付けるように、デビューしてから優出を決めたレースは1回しかないのである。
 2022年前期の審査が始まってから2カ月ほど経過したが、翔は現在5.49の勝率を残している。予選突破する機会も増えており、今後は兄弟に追いつくべく、初優勝を目指す若武者に熱視線を送りたい。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 6/1~2 多摩川
  • 3215
  • 6/12~17 戸田
  • 431454415
  • 6/30 住之江
  • 1
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