連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2022

 BRとこなめの2022年ビッグレース第3弾は開設68周年記念競走G1トコタンキング決定戦。各地区の強豪相手に戦いなれていない愛知支部選手は苦戦したものの、G1戦線で活躍する選手は好調であり、愛知支部から5名が予選突破を果たした。準優勝戦は愛知支部3選手が出場するレースがあったものの、優勝戦進出は平本真之と柳沢一の2選手で確定し、それぞれ5号艇と6号艇からファイナルへ挑んだ。柳沢は準優勝戦でも6号艇から2着を獲得し、2日連続6号艇勝負となった。優勝戦は枠なりで柳沢は6コース進入。1周1マークから終盤まで3号艇・田中和也と3着を争う激しいバトルを繰り広げ、最終ターンマークで田中を振り切って3着をもぎ取り、レースを締めくくった。
 柳沢は今後、G1戦線と一般戦線それぞれのあっせんが確定している。すでに今年は4優出1Vとスタートダッシュに成功している。2019年の多摩川SGグランドチャンピオン以降、記念戦線での優勝は遠ざかっている。この優出をきっかけに3年ぶりの記念戦線制覇を見たいものだ。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 3/1~6唐津
  • 334153135
  • 3/16~21三国
  • 231334212
  • 3/25~30常滑
  • 154143
2022 3月31日時点
  • 蒲郡

 4月末で2022年後期級別審査が終了となる。とこなめのフレッシュルーキーに選出された上田健太は3月末時点で勝率5.60をマークし、初のA級昇格が見えている。2022年前期のA2級ボーダー勝率が5.35であったが、上田はわずかに勝率が届かずにB1級キープとなった。期初めの11月にフライングしたものの、その後の勢いは衰えずに予選突破する機会が増加。また今年2月にはとこなめと蒲郡で連続優出と好調の波に乗っている。さらに1着獲得回数も前期に比べて増えていることも、勝率を押し上げている要因だろう。
 級別審査締切まで1カ月を切っており、4月のあっせんは桐生ととこなめの2つのみ。このままの状態であればA級ボーダーをクリアして初のA級が見えてくる。壁を破らんと奮闘する若武者に熱視線を送りたい。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 3/4~8常滑
  • 16626623
  • 3/18~21常滑
  • 134212
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