BOAT RACEとこなめ

　1月の第3弾は16日に開幕する「中部発刊45周年記念 スポーツ報知杯争奪 第15回ビクトリーカップ」。今節も恒例の4日間シリーズで男女混合戦となっている。そのメンバーだが男女とも好メンバーが集結している。そんな中、主役に指名するのは、2024年4月の当地前走で全場制覇V(準パーフェクト)をコンプリートさせた中辻崇人(福岡) 。その中辻は前期適用勝率、今期適用勝率とも8点近くを叩き出し、一般戦で圧倒的な強さを見せている。2024年(12月17日現在)は当地を含め8Vをマークし、3月の若松SGボートレースクラシック出場へ、当確ランプを灯している。調整力には定評があり、常に水準以上にモーターを仕上げ、それを武器に自在に立ち回る。それだけに当地連覇も十分。
　その中辻に迫るのが、今期適用勝率で初の7点台をマークした澤田尚也(滋賀) 。その内容も9月桐生のPGⅠヤングダービー優出など中身の濃いもの。2024年8月の当地前走ファイナルではインから無念のフライングに泣いただけに、今回はそのリベンジの意味合いもある。自慢のスピード戦で当地2度目のVを狙う。
　GⅠタイトルホルダーの大池佑来 (東京) も有力なV候補。今期適用勝率では3期続けた7点台から6点台に落ちてしまったが、それでも6.76と高い数字をマーク。俊敏攻めで当地初Vをめざす。
　他にも清水敦揮(岡山) 、馬野耀(大阪) 、今村暢孝(福岡) らがV圏内。
　強力遠征陣を迎え撃つ地元勢は、前田篤哉(愛知) 、本多宏和(愛知) のA1級コンビに大きな期待がかかる。
　一方、女子では岩崎芳美(徳島) 、淺田千亜希(徳島) 、今井裕梨(群馬) 、若狭奈美子(岡山) らに注目したい。