2月最後のシリーズは22日に開幕する「第27回日本財団会長杯争奪戦競走」。男女混合戦で今回も恒例の4日間開催。主役に指名するのはGⅠタイトルホルダーの萩原秀人(福井)。その攻撃力は超一流。今期適用勝率は6.82だが、過去10年の勝率のほとんどが7点台という素晴らしいもので、昨年5Vをマークしており勝負強さも兼備。当地は2009年のチャレンジカップでSG初出場を果たした水面で、通算7Vの実績を誇る。ただ気になるのは2017年9月以来、Vから遠ざかっていること。久しぶりの当地Vへ、圧巻の走りに期待する。
SGタイトルホルダーの三嶌誠司(香川) は現在56歳。ただ4期連続でA1級キープと実力は衰えない。さらに昨年10月の地元丸亀でのGⅢ戦でVを飾っており、リズムも上々。当地3度目のVへ照準を合わす。
1月からA1級に復帰した鈴木博(埼玉) もV圏内。昨年6月の当地戦ではインからコンマ04の猛烈スタートを決め優勝を飾っている。当地連覇と通算5度目のVをめざす。
スピード自慢の和田拓也(兵庫) も有力なV候補。昨年12月の当地戦では実兄の兼輔がVを飾っており、それに続きたいところ。
他にも伊藤将吉(静岡) 、篠田優也(兵庫) のA1級に加え、松下一也(静岡) 、繁野谷圭介(大阪) らも侮れない存在。
迎え撃つ地元勢では野口勝弘(愛知) と天野友和(愛知) に大きな期待が懸かる。
一方、女子では唯一のA2級の津田裕絵(山口) に注目したい。
昨年5Vの萩原がシリーズをけん引!
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萩原 秀人4061 / 福井 / A1
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三嶌 誠司3541 / 香川 / A1
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鈴木 博3412 / 埼玉 / A1
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和田 拓也4794 / 兵庫 / A1
ピックアップレーサー
愛娘2選手がデビューし、再び上昇気流!
三嶌といえば“花の69期生"として、ここまで2006年の丸亀チャレンジカップでのSGタイトル獲得をはじめ、華々しいボートレース人生を歩んできた。ただ、5期前にはA2級落ちを経験するなど、やや精彩を欠いていた時期があったのも事実。そんな三嶌に再び活力剤を注入したのは愛娘の長女・こころ(2023年5月)と次女・さらら(2023年11月)のデビューだ。2023年5月には久しぶりに大きなタイトル(桐生GⅡモーターボート大賞)を獲得し、昨年は地元・丸亀で3Vとかつての勢いが戻ってきているといっても過言ではない。昨年11月以降の今期勝率も6.94で、さらに3優出も記録し7期ぶりの7点勝率が視野に入ってきている。56歳になった今でも攻める姿勢を崩さないレースぶりに、支持するファンは多い。
近況の当地戦では消化不良のレースが続いているが、通算14優出2Vの実績があり、決して水面相性は悪くない。近況のリズムは上々なら今節こそ、三嶌らしい快スタートの連発で、大暴れも十分に期待できる!
近況の当地戦では消化不良のレースが続いているが、通算14優出2Vの実績があり、決して水面相性は悪くない。近況のリズムは上々なら今節こそ、三嶌らしい快スタートの連発で、大暴れも十分に期待できる!
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三嶌 誠司3541 / 香川 / A1
2025/1/17~ | G3 | 桐生 |
33243124![]() | ||
2025/1/7~ | 一般 | 児島 |
41121134![]() ![]() | ||
2024/12/21~ | 一般 | 丸亀 |
5転251251313 |