レース展望&出場予定選手

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レース展望

出場予定選手
地元・黒野に期待も
激戦のV争いで波乱必至!
 6月の第1弾は2日に開幕する「オラレセントレア開設12周年記念競走」。恒例の4日間でV争いが繰り広げられる。そのメンバーだが、A1級は4選手だけと実力拮抗のシリーズとなっている。そんななか、主役に指名するのは地元の黒野元基(愛知)。7月から適用される新勝率でもA1級をキープ。ただ数字的には物足りないのも事実。さらなる高みを目指し、地元で勢いをつけたい。狙うはVの一文字のみ。
 新勝率で3期ぶりに7点台に到達させたのが古結宏(兵庫)。GⅠ戦線では、厳しい戦いが続くが、一般戦なら圧倒的存在感を見せつける。昨年8月に続き、当地連続(通算3度目)Vを目指す。
 村上遼(長崎)のスピード戦も有力なV候補。昨年2月の若松GⅠ九州地区選手権で負傷し、3カ月近く戦線を離脱するアクシデント。その影響で2023年後期適用勝率では出走回数不足でA2級に降格したが、現在はA1級に復帰。その村上は当地3連続優出中だが、まだV実績はなし。それだけに今度こその気持ちだろう。
 最後のA1級選手が里岡右貴(福岡)。その里岡は今年2月芦屋GⅠ九州地区選手権で2度目のGⅠ優出とリズムは上向き。村上と同じく当地初Vへ虎視眈々。
 このA1級以外にもV候補はいる。その筆頭が来期には2期ぶりにA1級に復帰する安河内健(佐賀)。2023年には芦屋SGボートレースオールスターにも出場している逸材で、熱視線を注ぎたい。さらに高橋正男(兵庫)小山勉(埼玉)藤田靖弘(静岡)らも侮れない。
 黒野以外の地元勢では3月の当地GⅢ企業杯でVを飾った丹下将(愛知)と7月から初A2級に昇格する高井雄基(愛知)に注目したい。
  • 黒野 元基
    4960 / 愛知 / A1
  • 古結 宏
    4002 / 兵庫 / A1
  • 村上 遼
    4715 / 長崎 / A1
  • 里岡 右貴
    4351 / 福岡 / A1
ピックアップレーサー

大ケガ乗り越え、初のA2級昇格!

 デビュー7期目でついにA2級の座を手に入れたのが地元の高井雄基。前職業が消防士と異色のボートレーサーでもある。
 高井がデビューしたのは約4年前の2020年5月の当地。初1着はそれから約8カ月後の2021年2月江戸川。5コースからのまくり差しだった。ただ、これで終わりではない。そのシリーズではそのあと2勝マークするのである。
 それからも少しずつではあるが成長を遂げていた高井に突然、アクシデントが襲う。2021年10月戸田で転覆して、大ケガ。これでなんと約7カ月も戦線を離脱することになる。それでも高井はさらなる成長を遂げ、今年1月の住之江ルーキーシリーズで初優出を果たす。そのベスト6メンバーだが、高井だけがB1級であとはA1級が4選手とA2級が1人。高井は4カドからの走りで石本裕武には逃げを許したが、1マーク、2マークともに気持ちのいい全速攻撃を連発して価値ある準V。そして7月からは初A2級昇格と、ここにきて勢いは加速していると言ってもいいだろう。今、高井を狙わなくて、いつ狙うのか。シリーズを通して追いかけたい一人だ。
  • 高井 雄基
    5125 / 愛知 / B1
2024/5/3~ 一般 常滑
3465362633
2024/4/3~ 一般
34213144④13
2024/3/26~ 一般 常滑
4243212