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前検日から最終日前日までの毎日、
各スポーツ紙の敏腕記者が注目レーサーを徹底解説!
独自の視点で舟券のヒントをお届けします。
複数紙の記者によるリアルな分析をチェックして、
レースをもっと楽しもう!









Pick Up!
山崎郡
4760 / 大阪 / A1
まさに水が合うとはこのことか。山崎郡は本格的にとこなめ参戦が増えた2019年以降、17節走って今回が優出10回目。優勝3回は全24場で自身最多タイというドル箱水面。よほど調整が合う証明だ。「デビューしてまだ5、6着しか取れなかった頃、初めて2着が取れ、初めて賞金をもらえたのがとこなめ。試運転とかで試したことがいい方に出る。今回もそうなんですよね」。8日は36歳の誕生日。準優勝戦10Rを逃げ圧勝し、当地でのGⅠ初優出を決めたのも間違いなく何か縁があるからだろう。
競馬が好きで引退馬の支援(引退馬のセカンドキャリア支援)にも関わり、福祉活動にも精を出す。「妻の関係で始めました。社会貢献になれば、と」。責任感の強い実直な36歳。勢いづいて2度目のGⅠ制覇をつかみ取るか。12Rは3連単❷=❶から❹❺の4点。
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Pick Up!
峰竜太
4320 / 佐賀 / A1
なすすべがなかった。峰は準優勝戦で4着に敗退。差した1周2マークは見せ場こそあった。「一瞬、夢を見ましたよ」。さすが峰と思った瞬間に瓜生が前へ前へ出て行った。「エンジンが出ていなかったね~。伸びもそうだけど、良かった出足もなかったです」。もうお手上げという表情だった。
〝負のコメント〟はまだ続く。「よくよく考えれば、前検タイムがワーストですから。最終日も良くなることはないですよ」。悩ましい。名前で人気はするけど、足には全く自信なし。1号艇の7Rはともかく、2号艇の11Rはあえての峰外しでどうか。最終日の当コーナーとしては〝禁じ手〟の狙い目だけど。3連単は❶から❸❹❺❻です。
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前田滉
5068 / 愛知 / A1
前田滉は今年、宮島のGⅠヤングダービーを制して、大きく飛躍した1年となった。とこなめGⅠ周年は今節が初の参戦だったが、惜しくも予選突破はできず結果を残せなかった。「エンジンはこれだけ出せているのにいやーほんと、不甲斐ないです。やっぱり甘くないですね。出足以外は抜群だと思います」と、悔しさをにじませた。
次なる舞台はSGグランプリシリーズ。「もっと練習します! 最終日も頑張りたいと思います」。最終日も全力で走り抜き、次節へつながるレースをみせる。
エンジンは伸び中心に上位クラスに仕上がっている。敗者戦となれば頭ひとつ抜けているだろう。地元となれば相当のアドバンテージがある!
狙い目は 7R ④=⑤流し、④=①流し。
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長尾章平
4264 / 山口 / A1
優勝戦の行われる最終日だが、長尾章平(山口)を狙い撃つ。成績に関してはザ中間という感じだが、気配は悪くは見えない。足に関しては別段何かしている訳ではなさそうだが「エンジン、乗り心地は悪くない。普通よりちょっといい」と感触は節間通して変わらず良好。後は展開の助けがあれば好配当の使者となるはずだ。
6R、長尾は3枠だが、2枠に伸び上々の下出卓矢がいる。下出はチルトを上げることはなくとも伸びが良く、スリットで先手を取って強気にまくっていくはずだ。その展開を長尾は逃さず差し抜ける。
【6R ❸=❶❷―❶❷❺】
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澤田尚也
5017 / 滋賀 / A1
来年8月のSGオーシャンカップはボートレースびわこでの開催。びわこでは23年ぶりのSGだ。
滋賀支部の若手ホープ・澤田尚也は、地元でのSG出場に照準を定めている。
SGオーシャンカップはGⅠ・GⅡの優出ポイントで出場が決まる。「どこかで優出、優勝しないといけないんですけどね。あんまり考えすぎると良くないので、目先の一走一走を頑張っていきたいです」。
今節は惜しくも予選での敗退となったが、舟足は「着は取れていないけど、足は全然悪くないです。バランスが取れていて、エンジンは本当にいいと思います」と感触は上々。3R ❹―全―全。
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澤田尚也
5017 / 滋賀 / A1
ボート選手は節間宿舎に缶詰になる。いろいろな制限がある中でどんな生活をしているのか興味津々で澤田尚也に聞いてみた。
思った以上に朝が早い。デイ開催だと7時には起床。モーニングだと6時台に起床となる。「僕は朝が苦にならないので全然早く起きられます。宿舎では体を休めたいので8時間は寝て生活リズムを整えています」とゆったり過ごすタイプらしい。「ただレースとレースの合間は違いますよ。中2日とかだと時間がもったいなくて1時に寝て6時には起きて時間を目いっぱい使うようにしています」と休みは少しでも長く自分、そして家族との時間を作っているようだ。
1週間居続けるわけだから食事も気になる。「宿舎の食事は美味しいですよ。以前に比べると、最近はどこも美味しくなりました。だから体重に気を付けないといけない」と笑っていました。
最終日の狙いは3R ①④③のボックス。
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磯部誠
4586 / 愛知 / A1
磯部は3日目までの得点率1位から4日目の6着2本で後退して9位で予選通過。準優勝戦10Rでも3コースから6着に敗れ、71周年記念からの地元周年連覇の夢はついえた。機力不足解消へ朝から本体整備を行いリング3本の交換で臨んだ準優勝戦だが、やはり気配的には劣勢に見えた。「敗者として多くを語らず、グランプリ頑張ります!」と悔しさを押し殺すように控室へ消えたが、準優勝戦後に再び本体整備を行う姿を確認している。この執念が最終日の好走、さらに次節の住之江SGグランプリでの活躍に繋がると期待したい。1枠の1Rは奮起の逃走へ。3連単1-34-流し。5枠の選抜戦11Rは艇間を割って上位を争う。3連単5⇔123-流し。
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井口佳典
4024 / 三重 / A1
瓜生正義なら好人物、吉田裕平なら好青年と表現するところだが、井口佳典なら「好漢」が一番ぴたりとくる。熱意のこもったコメントの一つ一つからは、取材を通じていつも元気をもらっている。
準優勝戦は3コースからのまくり差しがあと少しのところで入りきれず、優出はならなかった。それでも「1着を取るために狭いところを狙ったこともあるし、自分の出足も甘かったかな」と的確に振り返りながら、「100%のレースはできた」と前を向く潔い敗者の弁。加えて、たとえ準優勝戦でも2着で良しとしないあたりにも好漢ぶりが表れていた。今節最終戦の10Rも、レーサーの本分を全うして1着を第一に目指す。3-14-全。
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※優勝歴集計期間:2025.1.1~2025.10.26
1
号艇
2
号艇
3
号艇
4
号艇
5
号艇
6
号艇

1号艇
3941 /
愛知 / A1
今年の活躍はもはや説明不要だろう。6月戸田SGグランドチャンピオンで11度目のSG制覇、9月鳴門GⅠ周年で15度目のGⅠ優勝。47歳とベテランの域に入ったが、池田に限界の2文字はない。まだまだ、トップ戦線で主役を張れる地元愛知の大スターだ。機力に関してのコメントはいつも辛口だが、それは求める足のレベルが高いからこそ。華麗な走りで、当地周年4度目のVを獲りに行く。

2号艇
3783 /
福岡 / A1
2022年6月に選手会代表に就任し、ボートレース業界の維持・発展に尽力を尽くしながら、自身も第一線で活躍し続ける姿には頭が下がる。今年上半期は記念戦線で優出はできなかったが、8月若松SGボートレースメモリアル、9月住之江GⅠ周年で連続優出とリズムも上向いてきた。当地は1998年にGⅠ初優勝、さらには2019年SGオーシャンカップも制した思い出深い水面だ。

3号艇
4024 /
三重 / A1
「スタートぶち込みます」と宣言し、実際にスタートを行って攻めていた若い頃に比べると、最近はそのような宣言をすることがなくなり、大人しくなった印象もあるが、勝負所では当時を彷彿させるようなスタートを決める。4コースからコンマ09のスタートを放ち、まくり差しを決めて優勝した2月津GⅠ東海地区選手権優勝戦がその最たる例だ。勝負が懸かれば、闘争心に火がつき、豪快な一撃を繰り出す。

4号艇
4238 /
群馬 / A1
昨年は戸田SGボートレースクラシックを制し、暮れの住之江SGグランプリを初制覇。毒島に始まり毒島で終わるそんな1年だった。この勢いは年が変わっても続き、3月にはGⅠ連覇を達成。今年も毒島の年になる。そう思われたが、5月、6月と立て続けにフライング。出走数をクリアできず、事故率オーバーで来年1月からB2級へ降格というまさかの事態に。苦しい現状だが、苦境でこそ、試される力がある。

5号艇
4205 /
広島 / A1
「大切にしているのは優勝することもそうだけど、舟券に貢献することをすごく考えている」。ある取材で山口が発した言葉だ。強気なスタートを行って攻めるレースが多いのもそれが所以。フライングが多いのもそのためだが、何よりファン心理を大切にするこの姿勢は素晴らしく、応援したくなる選手である。2022年の69周年以来、2度目の当地周年制覇でファンと喜びを分かち合いたい。

6号艇
5084 /
佐賀 / A1
昨年は切磋琢磨してきた定松勇樹がSG初優勝を果たし、SGグランプリにも出場。そのSGグランプリで戦っている定松の姿を見て、「来年は一緒にSGを走りたいし、自分もこの舞台に立ちたい」と決意。迎えた今年は2月唐津GⅠ周年で2度目のGⅠ制覇。SGでは8度目の参戦となった10月ボートレースダービーで念願のSG初優勝。賞金ランキングもジャンプアップし、SGグランプリ出場も当確に。あの日の決意を見事に実現させた。

1号艇
4418 /
岡山 / A1
2023年は史上最多のSG年間6優出、昨年は大村SGオーシャンカップで9年7カ月ぶりとなるSG制覇。今年は1月当地PGⅠBBCトーナメント、9月平和島GⅠ周年でGⅠ2V。2025年後期適用勝率は8.88をマークし、自身初の勝率1位に輝くなど、まさにキャリアの絶頂期を迎える。茅原の魅力は他の選手が真似できないほどのスピードターン。6号艇でも舟券に絡む確率が高く、舟券対象からは絶対に外せない。

2号艇
4013 /
福井 / A1
前回5月戦は予選トップ通過を果たしながら、準優勝戦で2着惜敗。レース後は「優勝が遠いですね」と悲壮感を漂わせて、言葉をふり絞っていた姿を今も覚えている。ただ、その後も優出を続け、8月地元の三国で2年ぶりの優勝。これで肩の荷も少しは下りただろう。中島はフライングをしない選手で、この5年間でわずか1本と、正確無比なスタートを必ず決めてくる。近況はまくりの比率が高く、4コースでは躊躇なく絞めていく。

3号艇
4320 /
佐賀 / A1
レーサーとしての能力もさることながら、明るいキャラクターで親しみやすく、話題には事欠かない。そんな峰の強さを支えるのはズバ抜けた調整力。たとえワースト級のモーターを引いても、上位級に立て直した実績が数多くある。意外にも昨年8月の唐津を最後に優勝から遠ざかるが、今年は9月までにSG優出2回、GⅠ優出3回と高いレベルで結果を残せており、決してスランプなわけではない。

4号艇
4586 /
愛知 / A1
2023年SGグランドチャンピオンで平成生まれ初のSG覇者となり、同年のSGグランプリで2年連続のファイナル進出。周囲の期待はふくらんだが、昨年はSGグランプリ出場を逃す形に。「今年こそ」と始まった2025年は年始の当地正月戦で優勝。3月に開催された71周年では、初の地元周年Vゴールを駆け抜けた。「ドリームで3等を拾えたことが大きかった」と振り返っており、このドリーム戦も上位着を目指す。

5号艇
3960 /
静岡 / A1
雌伏の時を経て、帰るべき場所に帰ってきた。というのも、昨年SGグランプリでのフライングによるペナルティーで、今年1年間はSG選出除外、GⅠも4月以降は走れず、主戦場が一般戦になっていたからだ。その一般戦では2Vと思ったほど勝てなかったが、トップ戦線に復帰し、強い選手と戦えることは、今後のモチベーションになる。菊地は空間認識能力が高く、だからこそあのスタート力がある。頭脳的な戦略で勝機は逃さない。

6号艇
4719 /
大阪 / A1
2024年までのGⅠ優勝3回は全て下関でのものだったが、今年4月住之江GⅠ太閤賞で念願だった地元周年初制覇を達成。フライング8本が飛び出す波乱のシリーズとなった9月びわこGⅠ周年も制し、下関以外でもできることをきっちり証明。着実に実力を高めて、大阪支部の新エースに上り詰めた。上條は1コースの信頼度が抜群で、まくられ率も差され率も低い。2コースではまくり、差しと自在に攻める。