日の入りもかなり早くなってきて、季節は晩秋を迎える。そんな時季に開催されるのが、6日にオープンする「創刊70周年記念第35回中日スポーツ銀杯争奪戦」。今節も恒例の4日間でVを争う。メンバーには女子選手もいて、舟券的にもおもしろいシリーズとなりそうなムード。
そんな中、V候補筆頭に指名するのは地元・黒野元基(愛知)。近況、やや伸び悩みの印象もあるが、豪快攻めは魅力たっぷりで、いずれGⅠVも獲れる器。今節こそ、当地初Vのチャンスとみたい。
同じ地元の北川潤二(愛知)もV候補の一角。現在はA2級だが、来期のA1級復帰は濃厚(9月末時点)となっている。さらに、当地では優出しても優勝できない状況が続いたが、2023年1月に初Vを飾ると、2023年9月、2024年のお盆レースと、2年足らずで3Vをマークし勝負強さも身につけてきている。北川の魅力は妥協のないコース取り。今節もコース取りから魅せてくれるはず。
地元ツートップに肉薄するのが、勢いのある遠征陣。その1番手が吉川貴仁(三重)。今期適用勝率ではただ一人7点台をマークし、それも7.49とかなりのハイアベレージ。今期に入っても6月多摩川から5連続優出(1V)と勢いは止まらない。当地は2023年5月以来の登場となるが、大きく成長した走りには大注目だ。
他にも9期連続でA1級キープの森野正弘(山口)、SGタイトルホルダーの三嶌誠司(香川)をはじめ、妹尾忠幸(岡山)、片橋幸貴(滋賀)、藤生雄人(群馬)らのA1級に加え、篠田優也(兵庫)、向後龍一(埼玉)、川原祐明(香川)らも侮れない。
そして女子にも注目選手はいる。高憧四季(大阪)、孫崎百世(滋賀)のA2級コンビ&9月末時点で来期のA2級復帰濃厚な地元・水野望美(愛知)と上田紗奈(大阪)だ。
黒野、北川の地元コンビに迫る強力遠征陣!
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黒野 元基4960 / 愛知 / A1
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北川 潤二4199 / 愛知 / A2
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吉川 貴仁4926 / 三重 / A1
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森野 正弘4601 / 山口 / A1
ピックアップレーサー
8月丸亀でうれしいデビュー初V!
まるでアイドルのような容姿で、ファンの間でも高い人気を誇るのが森下愛梨。その森下が、8月の丸亀ヴィーナスシリーズで念願のデビュー初Vを飾った。そのファイナルメンバーを紹介すると1枠・森下、2枠・佐々木裕美、3枠・富樫麗加、4枠・勝浦真帆、5枠・若狭奈美子、6枠・中澤宏奈。レース隊形は枠なりの3対3で大外の中澤がただ一人、コンマ07のゼロ台スタートを決めたが、他も伸び返し、1マークは森下が先手を奪う。ただ、プレッシャーがあったのかややオーバーターン。そのミスを逃さなかったのが佐々木ですかさず差し込む。バックストレッチでは内に佐々木、外に森下で併走。2マークで森下は全速攻撃で逆転を狙うが、佐々木がこらえる。そして、運命の2周1マークを迎える。再び、森下が佐々木に全速攻撃を仕掛け、これが見事に決まりこのまま森下がゴールを駆け抜けた。デビューして7年4カ月目、優出3回目でのうれしい初優勝となった。
今期適用勝率ではフライングの影響もあり、3点台に低迷しているが、5月以降は5.41(9月末時点)で、開催時には初のA2級昇格を決めているかもしれない。事故が多く、まだまだ粗削りなところもあるが、それも魅力の一つ。この優勝がさらなる飛躍に繋がるのは間違いなし。今節は、1節を通して狙ってみる価値は十分ある。
今期適用勝率ではフライングの影響もあり、3点台に低迷しているが、5月以降は5.41(9月末時点)で、開催時には初のA2級昇格を決めているかもしれない。事故が多く、まだまだ粗削りなところもあるが、それも魅力の一つ。この優勝がさらなる飛躍に繋がるのは間違いなし。今節は、1節を通して狙ってみる価値は十分ある。
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森下 愛梨4984 / 静岡 / B1
2024/9/30~ | 一般 | 津 |
2243535124 | ||
2024/9/18~ | 一般 | 芦屋 |
4145落 | ||
2024/9/7~ | 一般 | 徳山 |
55264543 |