【連載】おっかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手を
それぞれピックアップします。

2026

 今月のおっかけスターは、下関周年でGⅠ初優出を果たした吉田凌太朗。今回、記念すべき節から準優勝戦、優勝戦の戦いぶりを振り返る。
 シリーズの初日は4枠から出走し3着。その後も1着を1回、2着を2回と、3日目の1走目を除くすべてのレースで舟券に絡み、内枠・外枠を問わない安定感で実力の高さを示した。予選は10位で突破し、準優勝戦は4号艇での出場となった。
 GⅠ、SG覇者が顔をそろえた準優勝戦は枠なり123/456でスタート。2号艇・定松勇樹、3号艇・寺田祥がスロースタートで後手を踏む中、吉田はコンマ08のトップスタートを決めた。1マークではまくり勝負にいかなかったが、定松・寺田が大きく流れチャンス到来。懐を鋭く差した吉田が2番手を奪取し、6号艇・重成一人も後に続いた。その後、後続との差を広げると、2マークではやや膨らみ重成に迫られたものの、冷静にしのいで2番手をキープ。1着は逃げ切った1号艇・中野次郎、2着・吉田、3着・重成の順でゴールし、GⅠ初優出を決めた。
 迎えた優勝戦も4号艇で出走。安定板が装着される荒れた水面の中、レースは枠なり123/456でスタートし、全艇のスタートがコンマ0台を記録した。1号艇・安河内将がターンマークを外し外へ流れると、その最内を吉田が差す形。しかし、5号艇・若林将のまくり差しにはまり、主導権を握られる展開となった。バックストレッチでは、直後を走っていた6号艇・畑田汰一に帆先を当てられながら追走。2マーク付近で畑田が離れるも先艇の引き波にはまってしまう。このターンをきっかけに差が開いてしまい、1周1マークで差し切った2号艇・関浩哉を1着に2-1-5の隊形で終了。吉田は5着に終わった。
 その後、年が明けてフライングをおかしたものの、2節目の尼崎では優勝を飾り勢いに乗る吉田。2月に当地で開催される東海地区選手権には弟・裕平とともに出場予定で、GⅠ2度目の優出、そして初優勝へ期待が高まる。

○:準優出 ●:優出

  • 12/1~12/2
  • 312
  • 12/7~12/12下関
  • 32621
  • 12/21~12/26常滑
  • 1213543145
  • 12/30~12/31蒲郡
  • 1224
2025 12月31日時点
  • 常滑
  • 大村
  • 戸田
  • 桐生

 今回の「おっかけフレッシュスター」で取り上げるのは、12月1日に蒲郡で開催されたGⅢオールレディースでデビュー初優出を果たした松田真実だ。2024年8月の当地一般戦でデビュー初1着を挙げると、以降は女子戦・混合戦を問わず舟券に絡むレースが増加。着実に力を付けてきた若手レーサーが、ついに地元の舞台で存在感を示した。
 シリーズはモーター抽選から流れをつかむ。2連対率50%超えの良機を引き当てると、そのポテンシャルを最大限に生かした走りを披露。初日は抜きで1着を奪い、好スタートを切った。その後も白星を積み重ね、予選は14位で突破。勢いそのままに準優勝戦へと駒を進めた。
 迎えた準優勝戦は5号艇での出走。枠なり123/456の進入からスタートが切られると、空いた内を差す鋭い旋回を披露する。1号艇・谷川里江には届かなかったものの、バックストレッチで2番手を奪取。2マークではツケマイを仕掛けて先頭に迫るが、やや流れてしまい2番手をキープしたまま2周目へ。その後も上位は谷川と松田の2艇に絞られる展開。1マークでは2号艇・魚谷香織が差しを狙うが、松田は落ち着いた旋回でこれを封じ込める。道中ではモーターの力も存分に発揮され、魚谷との競り合いを制圧。レースは1-5-2で決着し、この瞬間、松田のデビュー初優出が決定した。
 優勝戦は6号艇からの発進。枠なり123/456の進入で、大外からまくり差しを狙うも展開は向かず、6番手でのレース運びとなった。先頭との距離を詰めることができず、そのまま6着でゴールとなったが、初優出という大きな成果を手にしたシリーズとなった。
 今年も女子戦、混合戦を問わずあっせんを控えている松田真実。今年はデビュー初優勝達成への期待が、一層高まっている。

○:準優出 ●:優出

  • 12/1~12/6蒲郡
  • 11615426
  • 12/20~12/23唐津
  • 656615
  • 12/27~12/31戸田
  • 55