好評だった昨年に続き、今年も開催される誰が勝っても初優勝シリーズ。今年は13日から16日までの4日間開催で「マクール杯~目指せ!初優勝~」というタイトルで行われる。そのメンバーだが、昨年以上に激戦ムードとなっている。シリーズリーダーに指名するのは唯一のA1級である地元の岩永雅人(愛知)。ただその岩永は、年末のびわこで非常識なフライングを犯し即日帰郷となるなど、最近のリズムはイマイチ。ここは何とか地元水面で軌道修正を図り、歓喜の初Vといきたいところ。
勢いなら同じ地元の前田聖文(愛知)のほうが上。フライングを連発し、2020年後期は勝率を3点台にまで落とした前田だが、1月からは晴れてA2に復帰。そして、今年初戦の蒲郡で優出(5着)するなど、かつての勢いが戻ってきている。デビュー12年目にして、ついに悲願の初V達成か。
この地元両者に迫るのが大阪勢。まずは新出浩司(大阪)。デビューして16年目を迎えているが、A2級に昇格したのは2020年後期が初めて。ただ、1月からもA2級をキープ、さらに11月からも楽々のA2級ペースで明らかに上昇モード。デビュー8年目の小池哲也(大阪)も2期連続でA2級キープと地力アップは顕著。ここで2018年11月にデビュー初Vを飾った弟・修平に続きたい。
他にも野末智一(静岡)、吉田和仁(滋賀)、和田操拓(滋賀)、大塚康雅(東京)らが虎視眈々とデビュー初Vを狙っている。
出場予定選手
一般
マクール杯~目指せ!初優勝~
2/13 14 15 16
10:20
唯一のA1級地元・岩永が中心も
激戦は必至!
激戦は必至!
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前田 聖文4570 / 愛知 / A2
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岩永 雅人4630 / 愛知 / A1
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小池 哲也4788 / 大阪 / A2
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新出 浩司4325 / 大阪 / A2
ピックアップレーサー
復調ムードで臨戦態勢は整った!
前田は2009年11月に蒲郡でデビューしている。105期の同期には同じ愛知支部の磯部誠や佐藤翼らがいる。初優出は2014年2月の当地。12期目に初めてA2級に昇格するも、1期だけですぐにB1級に逆戻りした。だが、そこからの地道な努力が実り、ここ数年はA2級に定着していた。
ところが、2019年の末に大きな落とし穴が待っていた。期替わり早々の11月当地で、インからコンマ03のフライング、そして12月の丸亀でもインからコンマ03のフライング。これで前田は身動きが取れなくなってしまう。そこからの3節はまったくレースにならず大敗の連続。そして昨年1月半ばから90日ものF休みを余儀なくされる。その結果が前期勝率3.53。
それでも不屈の闘志で復活してきた。その証が1月からの勝率に表れている。自己ベストとなる6.01をマークし、内容も4優出(準Vが2回)と濃いもの。さらに、今年初戦の蒲郡でも優出し確実にデビュー初Vへ近づいている。
一度、地獄を経験し、そこから這い上がってきた選手がさらに強さを増すのが、ボートレースに限らず勝負の世界に生きる者の常。今節こそ、前田の歓喜のデビュー初Vが目撃できるか?!
ところが、2019年の末に大きな落とし穴が待っていた。期替わり早々の11月当地で、インからコンマ03のフライング、そして12月の丸亀でもインからコンマ03のフライング。これで前田は身動きが取れなくなってしまう。そこからの3節はまったくレースにならず大敗の連続。そして昨年1月半ばから90日ものF休みを余儀なくされる。その結果が前期勝率3.53。
それでも不屈の闘志で復活してきた。その証が1月からの勝率に表れている。自己ベストとなる6.01をマークし、内容も4優出(準Vが2回)と濃いもの。さらに、今年初戦の蒲郡でも優出し確実にデビュー初Vへ近づいている。
一度、地獄を経験し、そこから這い上がってきた選手がさらに強さを増すのが、ボートレースに限らず勝負の世界に生きる者の常。今節こそ、前田の歓喜のデビュー初Vが目撃できるか?!
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前田 聖文4570 / 愛知 / A2
2021/1/7~ | 一般 | 蒲郡 |
22222![]() | ||
2020/12/26~ | 一般 | びわこ |
61122144![]() | ||
2020/12/18~ | 一般 | 常滑 |
354114 |
※データは1/13現在のものです。