今年2月のGⅠ近畿地区選手権で並み居る強豪を抑えて頂点に立ったのが稲田浩二(兵庫) 。その後も自慢のスタート力を武器に、1着を量産と好調が続く。当地は走る機会が少なく、優出は1度のみと水面実績は皆無に近いが、そのようなデータを覆してVを勝ち獲れる力が今の稲田にはある。
同地区の松田祐季(福井) は今年出場したGⅠでは4戦全て準優勝戦に進出し、稲田が優勝したGⅠ近畿地区選手権で準優勝だったのがこの松田だ。地元GⅠ初制覇を阻まれた無念は当然あり、稲田との再戦を制して当地初Vを目指す。
スピード戦なら今井貴士(福岡) も望むところで、若松のゴールデンウィーク戦を連覇し、5月児島でも優勝と勢いづいてきた。
そんな2人の前に立ちはだかるのが西島義則(広島) だ。今節が前期F2による90日の休み明けでレース勘に不安は残るものの、果敢に攻めるスタイルは崩さない。
地元は野口勝弘(愛知) がこの2、3年で本格化してきた印象で、4月多摩川で自身4度目の優勝。当地でも直近3年で9戦5優出と、活躍が目立つようになってきた。
島川光男(広島) 、梶野学志(東京) もV戦線に絡んでくるだろうし、まくりが得意の田中宏樹(福岡) 、荒牧凪沙(福岡) には上位陣に一矢報いる走りを期待したい。
稲田らスピード自慢に
西島が待ったをかける!
西島が待ったをかける!
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西島 義則3024 / 広島 / A1
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今井 貴士4287 / 福岡 / A1
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稲田 浩二4290 / 兵庫 / A1
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松田 祐季4391 / 福井 / A1
ピックアップレーサー
西島の存在で舟券購入の意欲も増す!
人間誰しも若い頃は、野心に燃えて一つのことに打ち込む。それがいつしか年齢を重ねていくうちに、モチベーションを維持することが難しくなるとはよく聞く話だが、何歳になっても探究心と向上心が尽きない人間もいる。
ボートレース界ではこの西島義則がピッタリと当てはまる。徹底的に勝ちにこだわり、コースを取りにいくことから「インの鬼」という愛称でファンに親しまれ、数々の記録を打ち立ててきた。時には選手生命を脅かされるような大ケガを負ったこともあるが、不死鳥のごとく蘇り、今もこうしてボートレーサーを続けているのである。
以前、あるベテラン選手に若い頃との考えの違いについて聞いたことがある。その選手は「若い頃に比べてガツガツ感は確かになくなりました。でも、西島選手は別です。いくつになっても勝利への執念は誰よりもありますから。そうでなければこれだけ長く現役を続けられていませんよ。ある意味、才能だと思います」と西島のプロ意識に感心しきりだった。
出るからには1着に徹する姿勢がゆえに、西島にはどうしてもスタート事故がつきまとう。過去にはF3を2回経験したことがあり、今年2月にはFを2本切っている。フライング癖は抜け切れないが、フライング持ちでも怯まない勝負根性は頼もしい限り。休み明け1発目となるが、いつも通り進入からレースをエキサイティングにし、舟券予想を面白くさせる。
ボートレース界ではこの西島義則がピッタリと当てはまる。徹底的に勝ちにこだわり、コースを取りにいくことから「インの鬼」という愛称でファンに親しまれ、数々の記録を打ち立ててきた。時には選手生命を脅かされるような大ケガを負ったこともあるが、不死鳥のごとく蘇り、今もこうしてボートレーサーを続けているのである。
以前、あるベテラン選手に若い頃との考えの違いについて聞いたことがある。その選手は「若い頃に比べてガツガツ感は確かになくなりました。でも、西島選手は別です。いくつになっても勝利への執念は誰よりもありますから。そうでなければこれだけ長く現役を続けられていませんよ。ある意味、才能だと思います」と西島のプロ意識に感心しきりだった。
出るからには1着に徹する姿勢がゆえに、西島にはどうしてもスタート事故がつきまとう。過去にはF3を2回経験したことがあり、今年2月にはFを2本切っている。フライング癖は抜け切れないが、フライング持ちでも怯まない勝負根性は頼もしい限り。休み明け1発目となるが、いつも通り進入からレースをエキサイティングにし、舟券予想を面白くさせる。
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西島 義則3024 / 広島 / A1
2025/3/10~ | 一般 | 三国 |
543412121![]() | ||
2025/2/28~ | 一般 | 児島 |
53211211![]() ![]() | ||
2025/2/20~ | 一般 | 住之江 |
妨3F1141 |