またうっとうしい梅雨のシーズンがやってきた。そんな憂鬱な気分を爽快にしてくれるのが、この時季恒例となっている30歳未満によるヤングバトル、「GⅢイースタンヤング」と「GⅢウエスタンヤング」。当地では11日から6日間にわたり、「GⅢ第10回イースタンヤング」が開催される。ここで優勝を飾れば、9月下関で開催される「PGⅠ第10回ヤングダービー」の出場切符が与えられる。それだけに、壮絶なバトルが繰り広げられるのは必至だ。
出場メンバーもかなり豪華。そんななか、主役に指名するのはヤングダービーV(2018年浜名湖)実績もある関浩哉(群馬)。その関は昨年5月津周年でGⅠ制覇を果たしており、SG制覇も視野に入る勢い。さらに当地でも昨年連続Vを飾るなど相性のいい水面で期待値は高い。
上條暢嵩(大阪)もGⅠタイトルホルダー。そして昨年3月のSG大村クラシックでは準Vの実績が光る。次世代の大阪支部を背負う一人として負けられない戦い。前年度(津)イースタンヤングの覇者として優先出場の宮之原輝紀(東京)も当然、連覇を狙っての登場。2期連続の7点台と地力アップは顕著で、もちろん有力なV候補。
7選手が参戦する女子の中では高田ひかる(三重)が大きな存在。まだ大きな勲章はないが、4月の地元GⅠ周年では、5勝をマークしての準Vとインパクト大。今回、強豪男子相手にVを飾っても何の不思議もない。
他にも豊田健士郎(三重)、小池修平(大阪)、澤田尚也(滋賀)、佐藤隆太郎(東京)とV候補がずらり。
そんな強豪遠征陣を迎え撃つ地元軍団も充実のラインナップ。黒野元基(愛知)をはじめ、吉田裕平(愛知)、野中一平(愛知)、前田3兄弟(篤哉、滉、翔)ら総勢10名。闘志溢れるレースで地元ファンの熱い声援に応える。
PGⅠヤングダービー出場権を懸け、
ルーキーが激突!
ルーキーが激突!
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関 浩哉4851 / 群馬 / A1
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上條 暢嵩4719 / 大阪 / A1
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宮之原 輝紀4939 / 東京 / A1
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高田 ひかる4804 / 三重 / A1
ピックアップレーサー
猛烈伸びでシリーズを席巻!
2023年後期適用勝率で3期ぶりに7点アップ(7.08)を果たしたのが高田ひかるだ。その内容も充実一途。その中でもボートレースファンを驚かせたのが4月に地元の津で行われたGⅠ周年。その内容を紹介したい。まず初戦が3コースからのまくり差しで勝利、2戦目が2コースからまくり圧勝、3戦目は大外から6着の大敗を喫したが、4戦目は5コースから再びまくり差しで勝利し、予選ラストの5戦目はイン快勝で堂々の予選2位通過。そして準優勝戦では峰竜太らを相手にインから完封勝利し、迎えたファイナルは2枠で登場。2コースからコンマ11のトップスタートを決め、まくっていったが、差した峰に競り負け悔しすぎる準V。それでもこの走りに高田の評価はさらに大きくアップ。お世辞ではなく、女子レーサーで遠藤エミに続き、SG制覇をするのは、この高田ではないだろうかと思えるほどインパクトのあるシリーズだった。
この高田が今年当地を走るのは、今節で3度目。過去の2戦はともに強烈な伸びに仕上がっていた。ここで結果を残し、9月の下関PGⅠヤングダービーでは女子初制覇という快挙達成も十分にある。
この高田が今年当地を走るのは、今節で3度目。過去の2戦はともに強烈な伸びに仕上がっていた。ここで結果を残し、9月の下関PGⅠヤングダービーでは女子初制覇という快挙達成も十分にある。
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高田 ひかる4804 / 三重 / A1
2023/5/5~ | 一般 | 浜名湖 |
511145516 | ||
2023/4/22~ | G3 | 鳴門 |
31311315![]() ![]() | ||
2023/4/9~ | G1 | 津 |
11611![]() ![]() |