BOAT RACEとこなめ

　本格的な夏はもうすぐ。暑い季節がやってくるが、そんな時こそ、ボートレースのライブ観戦で爽快感を味わってもらいたい。7月の第1弾は2日から開幕する「第37回半田大賞」で、今節は5日間シリーズ。主役に指名するのは、今年の当地ゴールデンウイークシリーズの覇者でもある岩瀬裕亮(愛知)。その岩瀬は当地の1月男女W優勝戦でも優勝を飾っており、当地は2連続V中。いつも通りスケールの大きな走りで、当地3連続Vと当地通算7度目のVを狙う。
　その岩瀬に真っ向勝負を挑むのが、スーパーヒロインの大山千広(福岡)。昨年10月丸亀で大ケガ、そのため約4カ月戦線を離脱したが、2月蒲郡のGⅡレディースオールスターで復帰すると、ブランクを全く感じさせない走りで、見事優出を果たし、多くのファンを喜ばせた。そのあとも2Vマークと相変わらずの強さ。7月からの適用勝率では出走回数不足でA2級に降格するが、勝率7.33は今節メンバーではトップ。華麗な走りで当地3度目のVを目指す。
　上野真之介(佐賀)も有力なV候補。まだビッグタイトルはないがSG優出2回を誇る。当地は2022年10月のSGダービー以来の登場となるが、そのダービーでは2勝をマークしている。持ち味の果敢戦で当地初Vを目論む。
　この他にも初のA1級昇格となった大澤風葵(群馬)、尾上雅也(埼玉)、松本純平(埼玉)の若手トリオに加え井上忠政(大阪)、藤山翔大(大阪)の大阪支部コンビも侮れない存在。
　大山以外の女子陣にも実力者がいる。山川美由紀(香川)と地元の谷川里江(愛知)と水野望美(愛知)だ。こちらにも注目したい。