レース展望&出場予定選手

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レース展望

出場予定選手
地元・杉山に期待も
上位陣の実力は超接近!
 7月の第3弾は21日に開幕する「夏のマーゴの湯記念競走」で恒例の4日間シリーズ。同時期にSGオーシャンカップが開催されるため、トップクラスの参戦はない。それだけに上位陣の実力は超接近しており、V争いはかなり激しいものになりそう。そんな中、V候補筆頭に指名するのは地元の杉山裕也(愛知)。今節メンバーでは勝率トップの6.91をマークしている。当地は今節で今年4度目の登場と3月のVで大きなアドバンテージもある。当地6度目のVを目指し、全力投球。
 その杉山の強敵となるのが桑原悠(長崎)今井貴士(福岡)の九州コンビ。ともにGⅠタイトルホルダーであり、SGでの優出実績もある実力者。さらに当地水面相性も良く、侮れない存在。
 他にも奈須啓太(福岡)里岡右貴(福岡)、そして初A1級に昇格したルーキーの篠原飛翔(福岡)やA2級ながら東本勝利(三重)馬場剛(東京)山田雄太(静岡)らもV圏内。
 杉山以外の地元勢にもV候補はいる。前田篤哉(愛知)三浦洋次朗(愛知)の2選手だ。
 そして女子にも実力選手がいる。三浦永理(静岡)と元愛知支部の永井聖美(東京)で、V争いに絡んでくる可能性も十分にある。
  • 杉山 裕也
    4269 / 愛知 / A1
  • 今井 貴士
    4287 / 福岡 / A1
  • 桑原 悠
    4497 / 長崎 / A1
  • 前田 篤哉
    4983 / 愛知 / A1
ピックアップレーサー

デビュー4年目で
初のA1昇格で大注目!

 前期のB1級から2階級ジャンプアップして、7月から初のA1昇格となったのが篠原飛翔(しのはら・つばさ)だ。その成長には目を見張るものがある。篠原のボートレーサー養成所時代の勝率は4.51とやや物足りない。デビューしたのは2019年5月芦屋。デビューして丸2年経過しての通算勝利は4勝と厳しい状況が続いたが、そこからの伸びしろがすごすぎる。期別勝利で見ていくと2022年前期から6勝、11勝、12勝、23勝で、近況1年で5優出と内容も充実一途。2024年前期審査期間に入っても6月19日現在、勝率6.36とその勢いは衰えていないどころか、加速中だ。
 まだ、強くなる前に師匠の渡辺浩司が篠原のことを、「負けず嫌いで、向上心があるし、自信がつけば強くなる」と、語っていたが、今、渡辺の弟子を見る目に間違いがなかったことが証明された格好だ。
 まだまだ転覆なども多く、粗削りな面もあるが、逆に言えば、それだけスピードがあるということ。当地は2021年3月ルーキーシリーズ以来、2度目の登場となるが、そのシリーズでは2日目に転覆、そして4日目のイン戦はプラス12の大フライングで即日帰郷と散々な結果に終わっている。ただ、その時の篠原と今の篠原では別人といってもいい。大きく成長した篠原に大注目だ!
  • 篠原 飛翔
    5081 / 福岡 / A1
2023/6/14~ 一般 福岡
12144転651
2023/5/26~ 一般 徳山
3264141313
2023/5/3~ 一般 福岡
2221544242