常滑の新期第1弾は3日オープンの「第34回中日スポーツ銀杯争奪戦」。恒例の4日間シリーズだが、女子のトップ級もいて、なかなかの好メンバーが集結している。その中でもひと際光り輝いているのが、今年の児島オーシャンカップで磯部誠に次いで平成生まれ2人目のSGウイナーとなった羽野直也(福岡)。羽野の今年の獲得賞金は10月3日現在第6位で、年末の大一番SGグランプリ出場は当確だが、トライアル2ndステージからの出場へはボーダーライン上。現在、ペナルティーでGⅠ、GⅡを走れない羽野にとって一般戦でも気が抜けない状況。その一般戦では圧倒的な強さで今期4V。今節も文句なしのV候補筆頭だ。
羽野の追撃1番手は徳増秀樹(静岡)。約1カ月前に当地を走ったばかり。その時は準優勝戦で3着に敗れ優出を逃したが、最終日は連勝で締めくくっている。今節はそのリベンジに燃えての参戦となる。
地元では、9月に当地でVを飾ったばかりの北川潤二(愛知)を中心に天野友和(愛知)、宮下元胤(愛知)らに期待がかかる。
羽野、徳増以外の遠征陣にも実力者がそろう。西野雄貴(徳島)、新田泰章(広島)、三浦敬太(東京)のA1級に加え、A1級復帰も視野に入る上瀧和則(佐賀)、秋山広一(香川)、榎幸司(長崎)、畑田汰一(埼玉)、松井洪弥(三重)らも侮れない。
そして8選手が参戦する女子にもV候補がいる。男子相手のGⅠでV実績がある平山智加(香川)だ。近況好調な地元・深見亜由美(愛知)や中村かなえ(東京)にも注目したい。
若きSGタイトルホルダー・羽野が降臨!
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羽野 直也4831 / 福岡 / A1
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徳増 秀樹3744 / 静岡 / A1
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北川 潤二4199 / 愛知 / A1
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平山 智加4387 / 香川 / A1
ピックアップレーサー
眠れる大器がついに覚醒!
ここで畑田を取り上げるのは2度目。最初は3年ぐらい前のことになる。他のレース場での畑田のレースをリプレイで見て衝撃を受けた。まだルーキーでこんなにすごいターンをする選手がいるのか。すぐにでもビッグレースで活躍すると確信した。ところが、そこからまさかの伸び悩みで、今までA1級になったのは5期前の1期だけ。ただ、今年に入り勢いが戻ってきている。その証が2月江戸川で行われたGⅠ関東地区選手権での活躍。初めてGⅠで優出を果たし、9月下関でのPGⅠヤングダービーでも予選を突破している。そして今期勝率は10月3日現在6.28(4優出1V)でA1級復帰も視野に入ってきている。
抜群のレースセンスは誰もが認めるところ。勢いさえ戻れば、トップ級相手でも互角の勝負ができる力は備わっている。当地では2021年2月に4コースからまくり差しを決めてのV実績もある畑田が、再び規格外の走りでファンを魅了する。
抜群のレースセンスは誰もが認めるところ。勢いさえ戻れば、トップ級相手でも互角の勝負ができる力は備わっている。当地では2021年2月に4コースからまくり差しを決めてのV実績もある畑田が、再び規格外の走りでファンを魅了する。
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畑田 汰一5042 / 埼玉 / A1
2023/9/28~ | 一般 | 尼崎 |
33255221![]() | ||
2023/9/19~ | G1 | 下関 |
32451![]() | ||
2023/9/11~ | 一般 | 宮島 |
132142![]() ![]() |