当地では来年5月、「第10回GⅡレディースオールスター」の開催が決定した。そのファン投票は来年1月から行われる予定。それに先立ち、8月31日から「ヴィーナスシリーズ第12戦常滑シンデレラカップ」が6日間にわたり開催される。残暑にも負けない熱き女子バトルは見どころ満載で、おもしろさ倍増と言っても過言ではない。そんなシリーズのV候補筆頭は地元の細川裕子(愛知)。当地では優出してもVを獲得できないレースが続いたが、昨年12月に念願の初Vを飾ると、今年4月にもVと当地での勝負弱さを払拭。いつも通りの攻撃的レースでシリーズを引っ張る。
 2期連続で7点台の勝率をキープし、かつての勢いを取り戻している三浦永理(静岡)も有力なV候補。その三浦は今年4Vしており、ここでVを獲得すれば来年のSGボートレースクラシック出場も視野に入ってくる。当地4度目のVへ、気合の走りを見せる。
 7月の大村SGオーシャンカップでのフライングは痛恨だった渡邉優美(福岡)だが、SG戦でも好勝負を演じており、V争いに絡んでくるのは間違いなし。2016年2月以来約8年6カ月ぶりとなる当地2度目のVを虎視眈々と狙う。
 2017年芦屋でのPGⅠレディースチャンピオンでのV実績がある小野生奈(福岡)もV候補の一人。今年4月の前回当地戦では前期2本目のフライングを犯し、そこから約3カ月の休みを経て復帰したのは7月の鳴門。来期のA1級は厳しい状況だが、地力は文句なし。2021年9月大村ヴィーナスシリーズ以来のVも十分期待できる。
 ほかにも松尾夏海(香川)、西岡成美(徳島)のA1級に加え、隠れA1級もたくさんいる。平高奈菜(香川)、鎌倉涼(大阪)、中谷朋子(兵庫)、塩崎桐加(三重)、實森美祐(広島)、蜂須瑞生(群馬)、勝浦真帆(岡山)の面々だ。
 細川以外の地元勢にもV候補はいる。大瀧明日香(愛知)をはじめ、宇野弥生(愛知)、水野望美(愛知)らも侮れない存在。
 なお、今節も初日、2日目の第12レースにドリーム戦が行われる。
            夏の終わりに、
ヴィーナスたちが華麗に舞う!
            
            ヴィーナスたちが華麗に舞う!
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細川 裕子4123 / 愛知 / A1 - 
                                                            
三浦 永理4208 / 静岡 / A1 - 
                                                            
渡邉 優美4590 / 福岡 / A1 - 
                                                            
小野 生奈4530 / 福岡 / A1 
ピックアップレーサー
                
                腕よし、器量よしのママさんレーサーが躍動!
 モデルやタレントで活躍する山之内すずさんがボートレースのCMで若きママさんレーサーを演じているが、それを見ていると鎌倉涼と重なってしまうのは筆者だけだろうか。
鎌倉といえば、地元・住之江のアイドルレーサーとしてデビューしたが、あっという間に女子ボートレース界のトップランナーに成長。その絶頂期に深谷知博と結婚し、多くの男性ファンにショックを与えた。さらに出産のため、2016年1月から長期にわたり戦線を離脱。
それでも復帰初戦となった2018年12月の蒲郡では4コースからまくり差しで勝利とまったくブランクを感じさせないレースぶりにファンもビックリ。そして、すぐに(2020年後期)A1級復帰も果たしている。その後も順調な走りを見せていたが、前々期の昨年9月にフライングを連発する大失態。その上、90日のF休み明けの1月宮島で妨害、3月芦屋ではまたもやフライングと事故点で身動きが取れない状況となってしまった。そのため、今期適用勝率では久しぶりのB1級に陥落。
ただ、巻き返しは急ピッチ。6月GⅢ住之江、7月GⅢ桐生で連続優出するなど、8月2日現在の今期勝率は7.31のハイアベレージをマークしている。当地ではまだVはないが、2021年、2022年のヴィーナスシリーズでは準Vの実績がある。CMと同じく、美人のママさんレーサーが当地初Vを目指し躍動する。
                鎌倉といえば、地元・住之江のアイドルレーサーとしてデビューしたが、あっという間に女子ボートレース界のトップランナーに成長。その絶頂期に深谷知博と結婚し、多くの男性ファンにショックを与えた。さらに出産のため、2016年1月から長期にわたり戦線を離脱。
それでも復帰初戦となった2018年12月の蒲郡では4コースからまくり差しで勝利とまったくブランクを感じさせないレースぶりにファンもビックリ。そして、すぐに(2020年後期)A1級復帰も果たしている。その後も順調な走りを見せていたが、前々期の昨年9月にフライングを連発する大失態。その上、90日のF休み明けの1月宮島で妨害、3月芦屋ではまたもやフライングと事故点で身動きが取れない状況となってしまった。そのため、今期適用勝率では久しぶりのB1級に陥落。
ただ、巻き返しは急ピッチ。6月GⅢ住之江、7月GⅢ桐生で連続優出するなど、8月2日現在の今期勝率は7.31のハイアベレージをマークしている。当地ではまだVはないが、2021年、2022年のヴィーナスシリーズでは準Vの実績がある。CMと同じく、美人のママさんレーサーが当地初Vを目指し躍動する。
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| 2024/7/26~ | G3 | 津 | 
    2332221 15     | ||
| 2024/7/14~ | G3 | 桐生 | 
    1211512![]()       | ||
| 2024/6/19~ | G3 | 住之江 | 
    12122212![]()       | ||
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