冬の足音が聞こえはじめ、街路樹の葉が風に舞う季節がやってきた。そんな時季に開催されるのが「第36回半田大賞」。19日から23日までの5日間シリーズ。V争いを演じるのは地元軍団。そのなかでも他を一歩リードしているのが本多宏和(愛知)。このシリーズの約1カ月前に行われた「ボートレースダービー」でSGデビューを果たしており、勢いは文句なし。持ち味のシャープな走りでVを目指す。
北野輝季(愛知)は8月にインから逃げて約12年ぶりとなる当地Vを飾ったのは記憶に新しいところ。来期のA1級もほぼ当確で、当地連覇を狙っての登場となる。吉田裕平(愛知)は10月のルーキーシリーズで優勝したばかりで、気分は最高潮。今回もスピードたっぷりのレースでファンを魅了する。他にも宮下元胤(愛知)、鋤柄貴俊(愛知)らがV戦線をにぎわす。
遠征勢ではSGタイトルホルダーの三角哲男(東京)を筆頭に、永田秀二(東京)、今泉友吾(東京)、小山勉(埼玉)、星野太郎(三重)、鈴谷一平(兵庫)らが、どれだけ地元軍団の牙城を崩せるか注目したい。
なお、131期の鈴木章司(愛知)と石田勇斗(愛知)が今節デビューする。
本多を筆頭に、
地元軍団がシリーズを制圧!
地元軍団がシリーズを制圧!
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本多 宏和4492 / 愛知 / A1
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北野 輝季4483 / 愛知 / A1
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吉田 裕平4914 / 愛知 / A1
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三角 哲男3256 / 東京 / A1
ピックアップレーサー
デビュー初V飾り、いよいよ覚醒!
今年8月の鳴門でインからトップスタート(コンマ03)を決め、デビュー8年目で悲願の初Vを飾ったのが鈴谷。長身(176cm)でボートレース界では指折りのイケメン。容姿だけでなく、デビュー当時から将来を嘱望されていた兵庫支部の逸材。ここ数年ほどは伸び悩みが目立ったが、近況はグッと成績もアップ(5月以降の勝率5.98でキャリアハイ)。そして、この初優勝につながった。さらに9月多摩川のPG1ヤングダービーでも予選突破こそ逃したが、2勝をマークしたことは評価できる。いよいよ覚醒したといってもよいのではないか。鈴谷の基本は伸び重視の調整。豪快ハンドルがそれをさらに生かす。当地ではまだ1度も優出していないが、モーターの抽選運が悪いのも確か。当地前回となった今年3月のルーキー戦でも41というワースト級のモーターを引いてしまった。それでも何とか準優までは進出した。今までも狙える存在だったが、今回はそれ以上になったといっても過言ではない。勢いに乗れば当地初優出どころか初Vも十分あるぞ!
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鈴谷 一平4877 / 兵庫 / A2
2022/10/8~ | 一般 | 若松 |
5324 | ||
2022/10/1~ | 一般 | 下関 |
42443124 | ||
2022/9/20~ | G1 | 多摩川 |
51441256 |
※データは10/19現在のものです。