厳しい残暑の中で壮絶バトルが繰り広げられた「開設70周年記念競走GⅠトコタンキング決定戦」。あれから約2カ月。季節は進み、今や晩秋。それでもまだ熱闘の余韻が残る中で、再びボートレース常滑にスーパースター軍団が集結し、夢のバトルを繰り広げる。それが12日に開幕する「GⅠ常滑ダイヤモンドカップ」だ。
将棋の世界では、21歳の藤井聡太棋士がすべてのタイトル8冠を独占して日本中を驚かせたが、一方、ボートレース界に目を転じればまったく逆の「戦国時代」といってもいい状況。その証が今年のSG戦線。ボートレースメモリアルまで5戦が行われたが、すべて違う選手が優勝を飾っている。しかも、そのうちの3選手が初のSG戴冠となっている。
そして、この時季といえば気になるのは来月住之江で行われる1億円バトル、「SGグランプリ」への出場権争い。今年の賞金ダービーは例年にも増して熾烈を極めている。それだけに、このシリーズは各選手(特にボーダーライン上)にとって重要な戦いとなっている。
そんな中で主役に指名するのは、地元でもっとも頼りになる男・池田浩二(愛知)。その池田の今年の賞金ランクは第8位。2013年以来、3度目のSGグランプリ制覇に向け、ここは絶対に負けられない戦いだ。
その池田とともに地元スーパースタートリオを形成する磯部誠(愛知)、平本真之(愛知)もVの有力候補。磯部は今年グランドチャンピオンで悲願のSG初制覇を果たし、賞金ランクは堂々の第2位。2度目の地元GⅠ制覇へ向け、さらに成長した姿をファンに披露する。平本の賞金ランクは第16位。ここで優勝してSGグランプリ出場の安全圏に入りたいところ。こちらも地元2度目のGⅠ制覇へ、全精力を注ぐ。
遠征陣もトップ級が顔をそろえる。その1番手が昨年の当地SGダービー覇者で、今年のSGボートレースメモリアルを制し、賞金トップを走る馬場貴也(滋賀)。その馬場は9月のGⅠトコタンキングでは悔しい負傷帰郷。今節はその借りを返す番。自慢の超高速戦で地元勢を脅かす。
賞金ランク第9位につけている桐生順平(埼玉)のハイスピード戦もV圏内。今年のGⅠトコタンキング覇者で、賞金ランク第4位の濱野谷憲吾(東京)にも要注意。さらに賞金ランク第6位の茅原悠紀(岡山)、今年のSGクラシック覇者の土屋智則(群馬)、瓜生正義(福岡)、吉田拡郎(岡山)、深谷知博(静岡)、山口剛(広島)、井口佳典(三重)らにもチャンスはある。ボートレース界のスター軍団によるガチバトルに胸躍る6日間になること間違いなしだ!
なお、初日、2日目の第12レースに行われるドリーム戦メンバーが発表されている。まず初日は1枠・池田浩二、2枠・瓜生正義、3枠・茅原悠紀、4枠・井口佳典、5枠・桐生順平、6枠・平本真之。2日目は1枠・濱野谷憲吾、2枠・西山貴浩(福岡)、3枠・馬場貴也、4枠・山口剛、5枠・磯部誠、6枠・深谷知博。
出場予定選手
G1
G1常滑ダイヤモンドカップ
11/12 13 14 15 16 17
11/12 (日) …9:30 11/13 (月) ~ 17 (金) …10:00
スーパースター軍団が再び集結し、
夢のバトルを繰り広げる!
夢のバトルを繰り広げる!
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馬場 貴也4262 / 滋賀 / A1
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池田 浩二3941 / 愛知 / A1
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濱野谷 憲吾3590 / 東京 / A1
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桐生 順平4444 / 埼玉 / A1
ピックアップレーサー
地元の絶対王者・池田が
必勝態勢で臨む!
必勝態勢で臨む!
池田にとっては、優勝した今年の正月戦以来、約1年ぶりとなる地元水面。地元ファンにとっては頼もしい男が帰ってきた。その池田の過去5年間の当地成績をひもとけば、驚くべき数字が並んでいる。その内容を紹介するとSG戦2節、GⅠ戦5節を含む18節を消化して14優出、10V。さらにその内容を詳しく見ると169走して、1着95本、2着35本、3着17本で1着率56.2%、2連対率76.9%、3連対率86.9%で、まさに地元の絶対王者にふさわしい実績と言える。
池田の今年の賞金ランクは10月16日現在第8位で、暮れの大一番、住之江SGグランプリ出場には当確ランプを灯しているが、狙うはやはりそのSGグランプリの2ndステージ(賞金ランク6位以内)からの出場。そのためにも、地元GⅠは絶対に勝たなければいけないレース。ここで最高の結果を出して、3日後に始まる三国SGチャレンジカップへ弾みをつけたいのが池田のプラン。池田自身も相当な気合でこのシリーズに臨むはず。熱い、熱い、地元ファンの声援を後押しに、2019年4月のトコタンキング決定戦以来となる通算4度目の地元GⅠVへ、魂の走りを見せる!
池田の今年の賞金ランクは10月16日現在第8位で、暮れの大一番、住之江SGグランプリ出場には当確ランプを灯しているが、狙うはやはりそのSGグランプリの2ndステージ(賞金ランク6位以内)からの出場。そのためにも、地元GⅠは絶対に勝たなければいけないレース。ここで最高の結果を出して、3日後に始まる三国SGチャレンジカップへ弾みをつけたいのが池田のプラン。池田自身も相当な気合でこのシリーズに臨むはず。熱い、熱い、地元ファンの声援を後押しに、2019年4月のトコタンキング決定戦以来となる通算4度目の地元GⅠVへ、魂の走りを見せる!
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池田 浩二3941 / 愛知 / A1
2022/12/30~ | 一般 | |
411212113![]() ![]() | ||
2022/10/25~ | SG | |
241444![]() | ||
2022/8/10~ | 一般 | |
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