6月29日から7月2日までの4日間にわたり開催されるのが「第16回BOATBoyカップ」。女子の実力者もいて、おもしろいシリーズになりそうだ。そんな中、主役を務めるのは2022年7月尼崎オーシャンカップを制覇したSGタイトルホルダーの椎名豊(群馬)。本来なら同時期(6/25~30)に開催される尼崎SGグランドチャンピオンに出場しているはずだが、3月住之江GⅠ周年でフライングを切り、5月多摩川SGボートレースオールスター終了後にF休みに入ったため、出場がアウトとなった経緯がある。今節はF休み明け初戦となるが、実力はピカイチ。この後に待っている「GⅡ全国ボートレース甲子園」、「SGオーシャンカップ」へ、弾みをつける意味でも好結果を残したいところ。
その椎名を迎え撃つのが地元・杉山正樹(愛知)。近況は当地のゴールデンウィークシリーズ準Vを挟んで4連続優出中と好リズム。自慢の攻撃力を生かし、2023年3月以来となる当地9度目のVを狙う。
この他にも一瀬明(東京)、和田拓也(兵庫)のA1級に加え、7月からA1級に復帰する大ベテランの山室展弘(岡山)も侮れない存在。
また、8選手が参戦する女子陣にもV候補がいる。中谷朋子(兵庫)、落合直子(大阪)のA1級コンビに加え、7月から初A1級に昇級する関野文(大阪)。3選手とも男子の強豪相手でも好勝負が期待でき、注目したいレーサーだ。
出場予定選手
一般
第16回BOATBoyカップ
6/29 30 7/1 2
9:55
SG覇者・椎名VS地元・杉山!
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杉山 正樹4084 / 愛知 / A1
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椎名 豊4787 / 群馬 / A1
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和田 拓也4794 / 兵庫 / A1
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一瀬 明3641 / 東京 / A1
ピックアップレーサー
3期連続A1級キープと地力アップは顕著!
和田と言えば、デビューして3期目の1年5カ月で、まだB2級の2015年4月に浜名湖で大外から一気にまくって初Vを飾り、話題を集めた。ただ、それから伸び悩み、2度目のVを果たしたのは約8年後の2023年7月地元尼崎。インからコンマ04の猛烈スタートを決めて一気に逃げ切った。それは、止まっていた時計の針が再び動きだした瞬間でもある。今年1月には再び尼崎の「GⅢサッポロビールカップ」で4コースから鋭い差しを決めて3度目のVを飾り、その勢いを加速させている。さらに新勝率でもA1級をキープし、これで3期連続A1級とその実力は本物。和田拓也の実兄は兼輔だが、今や兄を超えたと言っても過言ではない。もう一つ書き加えるなら、今年は尼崎の近畿地区選手権と周年で2度GⅠ戦に出場し、地区選手権は予選を突破。周年でも勝利を挙げ、トップクラス相手でも戦える力を兼備している。
当地は2023年8月以来の登場で、今まで2度の優出実績がある。現況の勢いを考えれば、当地初Vも十分に届く位置だ。
当地は2023年8月以来の登場で、今まで2度の優出実績がある。現況の勢いを考えれば、当地初Vも十分に届く位置だ。
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和田 拓也4794 / 兵庫 / A1
2024/5/20~ | 一般 | 丸亀 |
3444152126![]() ![]() | ||
2024/5/12~ | 一般 | 多摩川 |
151213![]() ![]() | ||
2024/4/30~ | 一般 | 尼崎 |
2232112![]() ![]() |