連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2021

 今月2Vで絶好調の波に乗るのが、仲口博崇だ。当地の「中京スポーツ杯争奪全日本ファイターキング決定戦」では2日目の第1走目のみ2着で、その他は全て1着と準パーフェクトV。予選は外枠で出走したときは積極的にコース取りを行い、2コースへ進入。一方で準優勝戦は1号艇であったが、6号艇・上瀧和則が前づけを敢行、2号艇・天野晶夫がダッシュ戦を選択したこともあり、16/2345の隊形に。それでも逃げ切り優勝戦1号艇を獲得。優勝戦も危なげなく逃げ切り、当地通算19Vを飾った。月末の桐生一般戦でも優勝を決め、デビュー通算85Vを達成した。
 8月からは来年当地で開催されるSGボートレースダービーの選考期間が始まる。仲口の8月最初のレースはとこなめだ。当地で最高のスタートダッシュを決めると同時に、地元ファンともう一度、7年前の喜びを分かち合うべく奔走する姿に熱視線を注ぎたい。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 7/2~5 常滑
  • 11211
  • 7/13~18 平和島
  • 6441326255
  • 7/23~28 桐生
  • 12112266
2021 7月31日時点
  • 鳴門
  • 桐生
  • 蒲郡
  • 常滑
  • 桐生

 当地7月の第1節「中京スポーツ杯争奪全日本ファイターキング決定戦」は今月のおっかけスター・仲口博崇が優勝したが、もう1人注目するべき愛知支部選手が優勝戦に出場していた。それは124期・一色凌雅だ。なぜなら一色は今節でデビュー初の優勝戦を経験したのである。
 一色のデビュー戦は2019年5月の蒲郡。フライングを切るなど、ほろ苦いデビューであった。それでも練習を重ね、2020年2月の浜名湖で初1着を獲得。そして今年7月に当地で初優出を決めた。準優勝戦進出は過去に2回あり、いずれも着外であった。しかし3回目の準優勝戦は違った。一色は6号艇で出場。4コース・カドの荒井輝年に連動して1周1マークを回り、荒井と並走。荒井との優勝戦進出をかけた2着争いは最後までもつれこんだが、3周1マークで荒井を振り切ると、2マークを冷静に旋回して2着を獲り切った。
 初の優勝戦は6着で終わったものの、一色にとっては良い経験になっただろう。次なる目標は初優勝であり、それに目指して突き進むのみだ。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 7/2~5 常滑
  • 3511
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