連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2021

 平本真之が8月末の蒲郡SGボートレースメモリアルにて準優勝を決め、史上8人目かつ愛知支部初のゴールデンレーサーを受賞した。受賞条件には、BOATRACE振興会会長賞メダルを24個以上獲得することに加え、GRANDE5競走(グランプリ、ボートレースダービー、ボートレースメモリアル、ボートレースオールスター、ボートレースクラシック)の優勝戦で、1着から3着までに3回以上入ることが必要である。
 受賞のラストピースとなったSGメモリアルでは、全3連対の予選2位と好成績で準優勝戦1枠を獲得し、準優勝戦も1着で優勝戦へ進出。優勝戦は元地元の1号艇・原田幸哉の逃げ切りを阻止できず準優勝で終わるも、「完敗です」と全力を出し尽くした充実のコメントを残した。
 今年の地元SGタイトル戴冠は達成できなかったものの、ゴールデンレーサーという快挙を地元で成し遂げた。来年度はここ、とこなめにてSGレースが開催される。今度こそ悲願の地元SGタイトル奪取だ。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 8/1~2常滑
  • 1
  • 8/12~14蒲郡
  • 23543
  • 8/24~29蒲郡
  • 311211
2021 8月31日時点
  • 蒲郡
  • 常滑

 デビューしてから4年ほど経過した前田篤哉は成長を重ねていき、多摩川で2V、通算では3Vを達成した。過去の2Vはルーキーシリーズであったものの、今回は混合戦で優勝を果たした。8月末日のレース以前までの多摩川通算成績は、37回出走で1着13回、2着7回、3着6回、勝率6.97で2優出1Vと結果を残している。その相性の良い多摩川で開催された「DMMどちゃんこTV杯」の予選では、2日目第1レースを除き全2連対の好成績を残し、2位タイで予選を通過した。準優勝戦も難なく逃走し、優勝戦2枠を獲得した。優勝戦には兵庫支部のエース、魚谷智之や大阪支部の北村征嗣など強力なライバルたちが出場。スタート後の1周1マークで1号艇・春園功太の艇が流れたところを差し、1周2マークでトップに立ってフィニッシュした。
 優勝を決めた前田は9月に徳山で開催予定のPG1ヤングダービーに出走予定であり、ここでの優勝でいい流れをつかんだ。ヤングダービーは過去2回出場し、予選突破はないものの、今年2月の東海地区選手権ではG1初の準優進出を果たしている。このままの勢いでG1初優出、初優勝を目指す。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 8/1尼崎
  • 44
  • 8/5~8常滑
  • 24F432
  • 8/12~17蒲郡
  • 15453155511
  • 8/26~31多摩川
  • 11511224
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