節分の日の2月3日に開幕するのが「INAX杯争奪第34回とこなめ大賞」。久しぶりの5日間シリーズとなっている。主役はほぼ1カ月前の当地「2023新春特別競走」を走った柳沢一(愛知)と河村了(愛知)の地元コンビ。ともに準優勝戦で悔しい敗戦を喫したが、予選道中は存在感たっぷりのレースぶりで、今節は巻き返しのシリーズとなる。
まずは柳沢。昨年は地元SGボートレースダービーに出場できなかった悔しさはあったが、3月の地元G1周年で優出するなどまずまずの航跡。ここはSGタイトルホルダーとして負けられない一戦。当地15度目のVへ、一気に突き進む。
一方の河村は昨年2Vと少し物足りなさもあった。しかし、2020年5月には丸亀モーターボート大賞でのG2制覇の実績もある。2019年12月から遠ざかる当地Vへ全力投球する。
遠征組では梶野学志(東京)と後藤正宗(静岡)に注目したい。7期連続でA1級をキープしている梶野。攻めはシャープで安定感は抜群。まだ当地のV実績はないが、2連続優出中で当地初Vに期待がかかる。後藤は9期ぶりのA1級復帰を果たし好リズム。持ち味の豪快な攻めで当地6度目のVを狙う。
他にも東本勝利(三重)、松下一也(静岡)のA1級に加え、永田啓二(福岡)、池田雄一(静岡)、川尻泰輔(埼玉)、大澤風葵(群馬)らも侮れない存在。
そして柳沢、河村以外にも地元勢の層が厚い。A1級の前田滉(愛知)に加え、中山雄太(愛知)、宇佐見淳(愛知)、大須賀友(愛知)らも圏内だ。
柳沢、河村の地元コンビが
シリーズをリード!
シリーズをリード!
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柳沢 一4074 / 愛知 / A1
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河村 了4308 / 愛知 / A1
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梶野 学志4140 / 東京 / A1
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後藤 正宗3987 / 静岡 / A1
ピックアップレーサー
完全復活へ向け、
確かな一歩を踏み出す!
中村と言えば2006年、26歳の時、桐生でのモーターボート記念(現在のボートレースメモリアル)を制し、SGタイトルホルダーとなった実力者。しかし、その後は病気や度重なるケガに悩まされ、満足できるレースができていないのが実情だ。
昨年も4月の福岡で大ケガ、そして、復帰したのが約7カ月後の11月での当地。そのレースでは当初はあっせんが入っていなかったが、中村の希望で急きょ追加あっせんとなった経緯がある。その復帰戦で中村が引き当てたモーターは2連率25%と不運にもワースト機に近いもの。周回展示を見ていても非力さが分かる。初戦は大外から見せ場のない4着に終わったが、それでも2日目には1、2着にまとめ予選を突破したのはさすがだ。
まだまだ本来の出来にはほど遠いが、レースで見せる豪快ハンドルは一般戦に入れば一味違う。今期勝率も5.74とA2級ペースはキープしている。まだ43歳の中村。これからひと花もふた花も咲かせられる年齢。ここから完全復活へ、確かな一歩を踏み出す!
昨年も4月の福岡で大ケガ、そして、復帰したのが約7カ月後の11月での当地。そのレースでは当初はあっせんが入っていなかったが、中村の希望で急きょ追加あっせんとなった経緯がある。その復帰戦で中村が引き当てたモーターは2連率25%と不運にもワースト機に近いもの。周回展示を見ていても非力さが分かる。初戦は大外から見せ場のない4着に終わったが、それでも2日目には1、2着にまとめ予選を突破したのはさすがだ。
まだまだ本来の出来にはほど遠いが、レースで見せる豪快ハンドルは一般戦に入れば一味違う。今期勝率も5.74とA2級ペースはキープしている。まだ43歳の中村。これからひと花もふた花も咲かせられる年齢。ここから完全復活へ、確かな一歩を踏み出す!
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中村 有裕4012 / 滋賀 / B2
2022/11/4~ | 一般 | |
4125![]() | ||
2021/12/18~ | 一般 | |
4531323 | ||
2021/4/10~ | 一般 | |
32146552 |
※データは1/3現在のものです。