4月に津、福岡の両GⅠで連続優出と近況も記念戦線で活躍を続ける中島孝平(福井) がV争いの中心だ。当地優勝はGⅢ企業杯での1度のみだが、優出は周年を含む過去13度と数多く、今節も力強くV戦線を引っ張る。
服部幸男(静岡) も衰えないスタート力を武器に各地で力走し、全速攻撃の威力も一般戦ではまだまだ格上そのもの。準地元の当地は通算2Vで、GⅠ優出も4度あり、直近3年に限っても5戦4優出と素晴らしい内容だ。
その2人以上に当地で結果を出しているのが江口晃生(群馬) で、前回戦で通算9度目の優勝。昨年12月戸田から今年4月津(4月30日現在)まで9場所連続優出とリズムは最高潮で、当地連覇へ不安材料は一切ない。
GⅠ戦線に定着し、選手としてのグレードを上げてきた大上卓人(広島) も、近況7点勝率と軽快な走り。前述3人をなぎ倒して、当地初Vを勝ち獲ってもおかしくない。
地元の佐藤大介(愛知) も変わらぬ安定感があるが、当地は近2走ともに予選落ちしており、一層の奮起が求められる。
吉田俊彦(兵庫) は近況リズムひと息だが、底力は十分でV候補から外せない。中村尊(埼玉) 、古澤光紀(福岡) の攻撃派に、ようやく復調してきた興津藍(徳島) 、進境を見せる砂長知輝(埼玉) も忘れてはならない。
出場予定選手
一般
スポーツ報知杯争奪第16回ビクトリーカップ
5/30 31 6/1 2 3
9:45
中島、服部、江口は
実力、水面実績とも秀逸!
実力、水面実績とも秀逸!
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服部 幸男3422 / 静岡 / A1
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江口 晃生3159 / 群馬 / A1
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大上 卓人4682 / 広島 / A1
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中島 孝平4013 / 福井 / A1
ピックアップレーサー
長いトンネルを抜け出し、驚きのV字回復!
どんなトップアスリートでも、突如としてスランプに陥ることがある。これまでにGⅠ四国地区選手権を3度制した実績があり、SGでは2019年の当地オーシャンカップで優出と、長く徳島支部の顔として大舞台で活躍をしてきた興津藍もまさにそうだ。2021年頃から成績が低迷し、昨年5月~10月の間には勝率が5.33まで落ち込み、2025年前期には21年ぶりとなるB級へ降格。このまま暗く長いトンネルを抜け出せない状況が続いていくと思われた。そんな興津が今年に入って、それまでの不振が嘘のような快走を見せている。その内容を紹介したい。まずは2月鳴門。ファイナルは6枠だったが、強烈な前付けで2コースを奪取すると、先まくりを決め1年7カ月ぶりのV。この優勝で心にゆとりもでき、一気に全盛期を彷彿とさせるかのレースぶりとなり、3月浜名湖では予選トップからの王道Vを達成。近況勝率も6点後半に乗せ、来期のA1級復帰もほぼ確実としている。
これほどまでに勝率をV字回復できたのは、伸び型の調整が当たっているからだと思われる。決まり手がまくりでの1着が増えていることからも、それがよくわかるだろう。当地前回1月戦は準優勝戦敗退だったが、勢いに火がつく前の状態だっただけに、参考外にしていい。今節の興津は一味違う。
これほどまでに勝率をV字回復できたのは、伸び型の調整が当たっているからだと思われる。決まり手がまくりでの1着が増えていることからも、それがよくわかるだろう。当地前回1月戦は準優勝戦敗退だったが、勢いに火がつく前の状態だっただけに、参考外にしていい。今節の興津は一味違う。
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興津 藍4052 / 徳島 / B1
2025/4/22~ | 一般 | 宮島 |
21364311![]() | ||
2025/4/8~ | 一般 | 芦屋 |
1525511![]() | ||
2025/3/29~ | 一般 | 浜名湖 |
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