- 更新日
- 2025/12/20
132期の新鋭・若林麗が6秒64の破格の一番時計をマークした。引いたエンジンは前回、鈴木勝博が4カドまくりでVを射止めた39号機。伸び型に調整されているが、これだけのタイムを出してきたのだから伸びは本物だ。同じ8班で特訓した山口広樹・石田勇斗もそん色ない動き。今回の5000番台は狙ってみても面白いかも。主力は守田俊介・丹下将・秦英悟の気配が平凡だった。他、雰囲気がいいのは高倉和士・松本浩貴らか。
9
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 7.00
- 58.3%
- 2回
- 0回
エース大本命はコレ
9号機を引き当てたのは松田隆司。すでにエースモーターとして認知されてきた9号機。インパクトで言えばやっぱり初おろしの時の中村駿平だろう。この時は3勝マークしたが、調整力も甘い中村が強烈な足に仕上がっていた時点で、これはすごいモーターだろうと思わせた。その後は菊地孝平が周年で優勝戦1号艇、川原祐明も前回が優勝戦1号艇とシリーズをリードした。しかし、両者、最後で詰めの甘さが出て優勝を逃している。もちろん、ボートレースはモーターだけではない。色々な要素が重なって、最後は涙を飲んだのだ。それでも、機力で言えばやっぱり断トツの存在だった。このまま快速モーターとして育っていって欲しい。
14
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 6.87
- 58.9%
- 1回
- 1回
前回は女子戦でV
豊田訓靖が14号機をゲットした。最初は木下大將が伸び型で仕上げた14号機。続く川上剛が、「記念で勝つかもしれないモーター」と大絶賛した。その周年では森野正弘は予選敗退となったが、動きだけで見れば準優を内枠で乗ってもおかしくない気配だった。それを証明したのが前回の滝川真由子だ。中盤までは乗り心地に課題があったが、それも5日目にバッチリ調整がはまる。準優勝戦では前を走る今井裕梨を逆転して1着ゴール。優勝戦はコンマ06の強烈スリットで前田紗希のイン戦を撃破して優勝を飾っている。「伸びも手前もいいし、回ってからの立ち上がりもいい」と3拍子揃った強力足だった。
39
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 6.84
- 52.0%
- 2回
- 2回
伸び足快速ムード
ここまで優勝2回。実績文句ナシの39号機は。今回引いたのは若林麗。最初の優勝は湯川浩司だった。この時は湯川らしく、別次元の伸びに仕上げてV。この時は出足もいいとのことで、あの湯川にして「こんなにいいのは久しぶり」と言わしめた。周年の岩瀬裕亮は初日に転覆失格して帰郷。足うんぬんというレースではなかった。その転覆で心配されたが、前回の鈴木勝博は、「転覆の影響はない」とキッパリ。鈴木は伸びを生かすレースで勝ち上がってきた。優勝戦はピット離れも考慮してチルト05調整。目論み通りに4カドを取り切ると、コンマ10のトップSからまくってV。伸びはトップだったのは言うまでもない。
3
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 7.17
- 57.1%
- 3回
- 0回
出足・行き足上位クラス
3号機を手にしたのは松本浩貴。現在、3節連続で優勝戦に駒を進めているモーター。いずれもA級選手が乗って活躍しているが、最初は松井洪弥だった。この時から出足・行き足は上位クラスの動き。その流れのまま、周年では山崎郡が活躍した。前回の小池礼乃もかなりの気配を見せていた。「直線から行き足・回り足がいい。全体的にいいけど、乗り心地が日替わりです」と小池。それでも優勝戦は6号艇ということもあってか、チルト0で足重視の調整を選んだ。鋭いSから1マークか果敢に握って攻めたが、さすがに内枠勢の壁は厚かった印象。それでもグッとのぞいた足には光るものを感じた。
53
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 6.29
- 54.2%
- 1回
- 0回
行き足・伸び好仕上がり
53号機を引いたのは実力者の高倉和士。53号機も上位ランクに位置するモーターだ。周年では椎名豊が強烈なスリット足で準優勝戦の1号艇をゲット。しかし、その準優勝戦は気持ちが入り過ぎたか、フライングに散ってしまう。ただ、それでモーターの評価が落ちる訳ではない。続く前回の前田紗希は、「足は完璧です。全部の足がいいです」と堂々の完調宣言が飛び出すほどに仕上がっていた。しかし、それでも優勝するのが難しいのがボートレース。優勝戦は滝川真由子の強烈Sに対し、先に回るのが精一杯になって差しを許して準優勝。どちらかと言えば行き足・伸び型の仕上がりだが、能力があるのは間違いない。