春から初夏へと季節は移りはじめている。そんな時季に開催されるのが4日間シリーズの「第15回BOATBoyカップ」。主役は昨年のグランプリ覇者でSG三冠の白井英治(山口)で不動。その白井は昨年8月浜名湖で行われたSGボートレースメモリアルのファイナルでフライングを犯し、グランプリ以外のSG出場が1年間除外、そしてGⅠ、GⅡもF休み明けから半年間除外のペナルティーで、今年は一般戦とGⅢしか走っていないが、そこで鬼神のような強さを見せている。4月20日現在、11節消化して10優出5Vで、その勝率は9点に迫るほどのすごい数字を叩き出している。当地は2019年10月以来、約3年7カ月ぶりの登場となるが、4Vの実績があり問題はない。よほどの平凡機を引かない限り、今シリーズは白井のワンマンショーになりそうなムード。
打倒白井に燃える1番手が西野雄貴(徳島)。9期連続でA1級をキープし、11月以降の勝率も6.76ある。GⅠでも戦えるスピードは魅力いっぱい。佐藤大佑(東京)の迫力ある攻めにも注目したい。
他にも4月の当地戦でフライングを切ってしまったが、調整力確かな中村尊(埼玉)や岡瀬正人(岡山)、山本英志(東京)、眞田英二(徳島)のA1級に加え、大場敏(静岡)、渡邉英児(静岡)、谷川祐一(滋賀)、そして2月に当地でデビュー初Vを飾った原田才一郎(福岡)も侮れない存在。
そして、7選手が参戦する女子では昨年9月の当地ヴィーナスシリーズでデビュー初Vを飾った戸敷晃美(福岡)をはじめ、大豆生田蒼(埼玉)、中村かなえ(東京)、上田紗奈(大阪)らに熱視線を送りたい。
なお、3月にボートレーサー養成所を巣立った132期の愛知支部3選手・永田楽(愛知)、横田海人(愛知)、伊藤栞(愛知)が今節デビューする。
出場予定選手
一般
第15回BOATBoyカップ
5/20 21 22 23
10:20
昨年のグランプリ覇者の白井が
断トツのV候補!
断トツのV候補!
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佐藤 大佑4610 / 東京 / A1
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白井 英治3897 / 山口 / A1
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岡瀬 正人3746 / 岡山 / A1
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中村 尊4090 / 埼玉 / A1
ピックアップレーサー
デビュー初V水面で、さらなる飛躍!
今年2月に当地で行われた「日本空調システム杯~めざせ!初優勝~」でインから圧勝し、デビュー初Vを飾ったのが原田才一郎だ。2018年5月若松でデビューしてから5年目での初優勝達成だった。その原田の父親はGⅠ2Vの実績を誇り、A1級のまま引退した冨士男氏。才一郎は第34代養成所チャンプで、デビュー1戦目で勝利を飾り、父親をビックリさせた逸材でもある。デビュー初Vまでは少し時間を要したが、これから成長のスピードはさらに加速するはずだ。
その証が4月三国でのルーキーシリーズV。その内容が実に価値あるもの。GⅠタイトルホルダーである中村日向のインを2コースからコンマ01の極限スタートでまくったのだ。これで11月以降の勝率は6.27となり、初A1級昇格が見えた。
今節のメンバーには白井英治という大横綱の存在がある。シリーズでその白井と対戦するシーンは当然あるだろう。そこでどんな走りを見せるのか。今の勢いを見ていると、ひょっとすれば、の期待を抱かずにはいられない。これからますます、原田才一郎から目が離せない!
その証が4月三国でのルーキーシリーズV。その内容が実に価値あるもの。GⅠタイトルホルダーである中村日向のインを2コースからコンマ01の極限スタートでまくったのだ。これで11月以降の勝率は6.27となり、初A1級昇格が見えた。
今節のメンバーには白井英治という大横綱の存在がある。シリーズでその白井と対戦するシーンは当然あるだろう。そこでどんな走りを見せるのか。今の勢いを見ていると、ひょっとすれば、の期待を抱かずにはいられない。これからますます、原田才一郎から目が離せない!
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原田 才一郎5028 / 福岡 / A2
2023/4/14~ | 一般 | 三国 |
14122121![]() ![]() | ||
2023/4/1~ | 一般 | 若松 |
124451![]() ![]() | ||
2023/3/22~ | 一般 | 下関 |
4411![]() |