連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2020

 令和元年を締めくくるレーサーはこの選手。この一年も愛知支部女子レーサーを引っ張ってきた細川裕子。だが、2019年は決して平坦なものではなかった。年末の大舞台PG1クイーンズクライマックスの選考順位では前年から大きく順位を落とし36位、シリーズ戦への出場となった。
 しかし、この年末最後のレースで細川が意地を見せる。初日、2日目の3走で2、2、1着とスタートダッシュに成功すると、その後も大崩れなく予選をまとめて準優2号艇を獲得。その準優勝戦では、先行した1号艇の山川美由紀を差して見事1着で優出。そして、優勝戦では堀之内紀代子との熾烈な3着争いの中、伸びを見せて勝ち切り優出3着でシリーズ戦の幕を閉じた。
 2019年はF2があり、2020年前期はA1級復帰とはならなかったが、新期開始の11月からはほぼ準優進出を逃していない。完全復調した細川が見られるのももうすぐだ!

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 12/1~6 下関
  • 263462551
  • 12/11~16 唐津
  • 1123336121
  • 12/26~31 徳山
  • 221423
2019 12月31日時点

優勝はありません

 細川裕子に続き年末に活躍した愛知支部女子選手がもう一人。このおっかけフレッシュスター3回目の登場となる出口舞有子だ。
 クイーンズクライマックスシリーズ初日の2走は外枠とセンターから2着に入り、どちらも万舟。2日目は1枠からしっかり逃げて得点率上位で予選を折り返した。その後は舟券に絡むことができなかったものの、17位で予選突破を果たすと、準優は細川と同じ第10レースの6枠。結果グレードレース初優出とはいかなかったが、強豪の女子レーサーを相手に大健闘な節間内容となった。
 2020年前期では5.08と勝率を初の5点台に乗せ、8月唐津では初優出も果たした。獲得賞金も2018年と比べて500万円以上アップするなど、まさに上昇の一途をたどる。2020年には、とこなめのフレッシュルーキーに選出。初のA級昇格や初優勝も、今の勢いがあれば決して困難な道ではないだろう。殻を破りつつある出口の走りに、2020年も熱視線を注ぎたい。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 12/3~8 戸田
  • 124344352
  • 12/26~31 徳山
  • 22165424
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