活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート！
SGやG1で戦っている有名選手＆ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。
95期といえば真っ先に思い浮かぶのは峰竜太だろう。先日のボートレースオールスターでは獲得票数2万票超えを達成した現代ボートレースの第一人者であり、その実績を数えればキリがない。そのほかにも、岡村仁、海野康志郎といったA1級レーサーが名を連ねる。
そんな95期の中で、河村了は特出した存在というわけではなかったが、着実に力をつけステップアップしてきた選手だ。その河村が5月丸亀でG2初優勝を果たした。引き当てた上位機の1号機の力をうまく引き出し、予選2位通過を決めた。準優もコンマ04の完璧なトップスタートから圧勝、初タイトルへ王手をかけた。対抗格は、予選トップ通過から優勝戦1号艇を獲得した前本泰和。ここまでPG1津マスターズチャンピオンを含めて5節連続優出中と、近況絶好調の前本に対し、河村は冷静かつ大胆に勝負に出た。進入は146/235となり、4カドからのダッシュスタートとなった河村だが、コンマ05のスタートから内3艇を一気にまくっていき、1周で決着をつけた。
昨年からSG・G1戦線への参戦が増え、地力を強化した河村が見事結果へとつなげた。今後もトップ戦線で戦い続ける河村がビッグタイトルを手にする日もそう遠くないはずだ！
今月の追っかけスター！
○：準優出
●：優出
- 5/1～6
常滑 - 141314233
- 5/10～15
芦屋 - 456443433
- 5/19～24
丸亀 - 351121
- 戸田
- 丸亀
2020年後期で3期ぶりにA1級復帰を決めた野中一平。今年に入ってからは勝率6割以上をキープし続けており、安定した航跡を残している。また、前期から勝率や2連率、1着率も軒並み上昇しており、高い水準で安定している。野中といえば、平均スタートタイミングの速さでしばしば話題にあがる選手であり、以前取り上げた際にもそのスタート力に注目した。そんな野中の新期の平均スタートタイミングはなんとコンマ12をたたき出している。トップ中のトップに劣らぬスタート力に加え、期間中のフライングは0本と、一級品の武器にまで磨き上げてきたのだ。
そんな武器を引っさげて臨んだ5月G2丸亀。8走中6本で舟券に絡む好走を見せるものの、初日の不良航走が響き、惜しくも予選突破とはならなかった。しかし万舟券2本に絡むなど、記念戦線でも戦えることをファンにアピールした。A1級復帰から定着へ、コンスタントに勝ちを積み重ねていく野中の研ぎ澄まされたスタートに大きな期待をよせたい。
追っかけフレッシュスター
○：準優出
●：優出
- 5/4～8 鳴門
- 4233153
51
- 5/19～24 丸亀
- 33621622
- 5/29～31 常滑
- 43541
