連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2020

 磯部誠がついにG1初Vを成し遂げた。8月は連続で2V、前節住之江でのG1高松宮記念では優出3位と近況好リズム。初Vへの機運が高まるなか、びわこでのPG1ヤングダービーを迎えた。
 予選はドリーム戦の快走も含めて、オール3連対で2位通過し、準優勝戦も1着でゴール。優勝戦出場選手インタビューでは「差しを見てほしい」とコメント。優勝戦は2コースから出走し、1周1マークでコメント通り得意の差しを決めて1コースの上田龍星を圧倒した。普段から差しをアピールしている磯部らしいG1初Vとなった。
 9月8日で30歳を迎えた磯部は、今節が最後のヤングダービー。G1初Vかつ、ヤングダービー卒業Vとなった。デビュー通算25V、近況勝率は7点越えと若手レーサーを代表する活躍を見せている。2020年9月30日時点での賞金ランキングは21位、地元・蒲郡でのSGチャレンジカップも出場圏内。今後も若手の枠に収まらない活躍が楽しみだ。  

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 9/29~30 蒲郡
  • 113
  • 9/17~22 びわこ
  • 133221
  • 9/3~8 住之江
  • 154231
2020 9月30日時点
  • 浜名湖
  • 児島
  • 平和島
  • 尼崎
  • 蒲郡
  • びわこ

 9月、びわこにてPG1ヤングダービーが行われた。実施年の9月1日時点で30歳未満の選手のみに出場資格が与えられる本大会はG1初出場選手も多く、G1初勝利の水神祭候補が多数。1戦1戦見逃せない中、今年度大会初の水神祭をあげたのは、出口舞有子だ。本大会で2度目のG1出場となる。
 そんな出口のG1水神祭は、初日の6レースでのこと。3コースからコンマ11のトップスタートを決め、1周1マークで内の2艇を豪快にまくった。そこからリードを広げトップを独走、4万舟を提供した。その後も1着2本、2着1本の好成績で予選を突破。準優勝戦では1周1マークを制して先頭に躍り出たが展開に恵まれず、5着に終わった。G1初出場で、予選突破できなかった先月のPG1多摩川レディースチャンピオンから、大きく躍進した。
 2020年常滑フレッシュルーキーに選出され、さらにA2級昇格を果たし、着実に成長する姿を見せている出口。自身初のVへ期待が高まる。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 9/1~4 唐津
  • 556414
  • 9/17~22 びわこ
  • 1514123
PAGE TOP