5月11日に開幕を迎える「第17回日本モーターボート選手会会長賞争奪戦」は、5日間のミドルシリーズでVを争う。主役はSGタイトルホルダーの山口剛(広島)で決まり。昨年の山口はまさに天国から地獄への構図。昨年、SG優勝こそなかったが優出は4回を数え、そのうち3回が準Vという超安定した走りで賞金ランク第2位となり、SG大村グランプリに出場。ところが、何と初戦でインからコンマ01のフライング。そのペナルティーとして4節のSG出場がアウト。そしてGⅠ、GⅡも今年3月のF休み明けから3カ月間は出場できなくなるという大きな代償を払ってしまった。それでもF休み明けの地元宮島で優勝するなど、一般戦に入れば地力は断トツ。さらに当地は、昨年のSGボートレースダービー準Vをはじめ4節連続優出中(そのうち2022年6月GⅠ周年を含め2V)と、好相性ならV戦線をリードするのは間違いなし。
その山口の打倒1番手はやはり地元の黒野元基(愛知)。デビューして7年目だが、確実に成長を遂げている。その証が3期連続のA1キープであり、今年3月多摩川周年でのGⅠ初優出。悲願の当地初Vへ、総力戦でアタックする。
他にも昨年4月に地元宮島周年を制し、GⅠタイトルホルダーとなった船岡洋一郎(広島)、昨年11月に当地初Vを飾った小野達哉(大阪)、豪快な攻めの走りが魅力の清水敦揮(岡山)、立間充宏(岡山)、芝田浩治(兵庫)、安田政彦(兵庫)らがV戦線浮上を狙う。
そして、黒野以外の地元勢もタレントぞろい。A1の中村泰平(愛知)をはじめ、宇佐見淳(愛知)、平見真彦(愛知)らも侮れない存在だ。
出場予定選手
一般
第17回日本モーターボート選手会会長賞争奪戦
5/11 12 13 14 15
10:20
SGタイトルホルダーの山口が
V戦線をリード!
V戦線をリード!
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黒野 元基4960 / 愛知 / A1
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山口 剛4205 / 広島 / A1
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小野 達哉4653 / 大阪 / A1
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船岡 洋一郎4398 / 広島 / A1
ピックアップレーサー
豪快攻めでファンを魅了!
清水と言えば豪快な攻めっぷりでファンの人気は高い。そして、スタートもビシビシ行く。期2本のフライングは日常茶飯事で、今までの通算フライング回数は29回を数える。それでもスタートを緩めないのが清水という男だ。数年前、F2本持ちながらもゼロ台スタートを決めた清水に聞いたことがある。「F2なのに、まだリスクを冒してスタートを行くんですか?」と。今となっては失礼な質問だったと猛省しているが、清水はニッコリ笑って、「僕の舟券を買ってくれている人に失礼じゃないですか。F2だからといってスタートで降りたくないんです」ときっぱり。どんなに苦境に立たされても弱音を吐かない。実に頼りになる選手だ。
ここ2、3年はA2とA1の繰り返しで本来の実力とはほど遠い成績。ただ、4月10日現在の今期勝率は6.89と久しぶりの7点勝率も視野に入っている。当地は2018年4月のGⅡモーターボート大賞以来、約5年ぶりとなるが、そんなハンデも大丈夫。2011年には2Vを飾った実績もある。勢いを取り戻しつつある清水が、持ち味の豪快攻めでファンを魅了すること間違いなしだ!
ここ2、3年はA2とA1の繰り返しで本来の実力とはほど遠い成績。ただ、4月10日現在の今期勝率は6.89と久しぶりの7点勝率も視野に入っている。当地は2018年4月のGⅡモーターボート大賞以来、約5年ぶりとなるが、そんなハンデも大丈夫。2011年には2Vを飾った実績もある。勢いを取り戻しつつある清水が、持ち味の豪快攻めでファンを魅了すること間違いなしだ!
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清水 敦揮4051 / 岡山 / A1
2023/3/30~ | 一般 | 下関 |
241323![]() | ||
2023/2/19~ | 一般 | 芦屋 |
311421261![]() ![]() | ||
2023/2/10~ | 一般 | 蒲郡 |
3111121![]() |