連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2022

 4月12日のボートレース児島一般戦にて、伊藤誠二が通算2,000勝を達成し、水神祭が行われた。全体では山口支部の白井英治に次ぐ154人目の達成者で、愛知支部では8人目の快挙となった。2,000勝を達成したのは第5レース。伊藤は4コースからトップスタートを決めてまくり先制攻撃。しかし展開を突いた5号艇の地元ルーキー・藤原碧生が差してバックストレッチで並走に持ち込む。2周1マークで伊藤が優位に立つと、最後まで藤原の仕掛けを受け切りメモリアル勝利を手にした。
 伊藤はデビュー2走目で初1着を獲得すると、デビュー1年後には初優出、初優出から9カ月後に初優勝を達成。デビュー当時からスタートを決めて攻めるスタイルを確立し、この2,000勝まで貫き通してきた。近年は一般戦線での活躍が続いているものの、今年2月のとこなめ東海地区選では久しぶりのG1優出を成し遂げた。今後も揺るぎないレーススタイルで水面を盛り上げていく。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 4/1~3浜名湖
  • 2234
  • 4/9~13児島
  • 1231251
  • 4/19~24三国
  • 3536165633
  • 4/29~30蒲郡
  • 1532
2022 4月30日時点
  • 芦屋
  • びわこ

 出口舞有子が2期ぶりのA級返り咲きを決めた。2022前期審査期間で勝率条件は満たしたものの、規定出走回数に届かずB2級に降格。降格後も実力を発揮し、2022年後期審査期間では優出こそなかったものの、昨年12月の戸田から6節連続で予選突破を果たした。その甲斐もあり勝率6.00を残し、A2級へ返り咲いた。しかし審査期間末期には落とし穴が待っていた。3月の三国、4月の平和島で2節連続フライングと悪夢を経験。そのため5月の児島を走り終えた後、長期間の休みに入る。
 出口は悪夢のF2で2023年前期審査期間の前半は走ることができない。復帰戦は8月中旬ごろになるため、復帰戦から10月末までの審査期間中に勝率と規定出走回数を稼がなければならない。A級へ返り咲いた早々にA級キープへ正念場を迎えている。しかしF休み前の6節連続予選突破の勢いが残っていればA級キープも夢ではない。復帰後の猛チャージには注目だ。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 4/15~20平和島
  • 落F52223
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