連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2022

 11月はSGグランプリ、PG1クイーンズクライマックス出場権が争われる最後の勝負駆けの月でもある。鳴門で開催されたSGチャレンジカップ/G2レディースチャレンジカップでは年末の大勝負に向けて最後のバトルへ挑む愛知支部選手が多数参戦した。その結果、池田浩二と磯部誠はグランプリ1stから黄金のヘルメットの獲得を目指す。一方で平本真之は無念のグランプリシリーズ参戦となった。そして今月のおっかけスター・細川裕子もPG1クイーンズクライマックスの出場権を獲得した。去年のPG1クイーンズクライマックスは予選を全て4号艇で戦ったものの、好成績を残すことができずに順位決定戦へ回った。今年は枠番抽選も含めてリベンジに燃えているだろう。
 そして細川にはもう1つ着目するポイントがある。それはデビュー通算1,000勝を地元・とこなめで成し遂げたことだ。地元の声援もあり6号艇からまくり差しを決めて勢いづいた。そのまま準優勝戦も1着で勝ち抜き、優勝戦へ進出した。今の勢いならばPG1クイーンズクライマックスの初制覇も見えるだろう。年末の大勝負は目が離せない。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 11/1~2蒲郡
  • 3452
  • 11/10~15常滑
  • 21222211
  • 11/22~27鳴門
  • 112532
2022 11月30日時点
  • 大村

 愛知支部には苗字「池田」選手が2選手在籍している。1人目はとこなめの大スター・池田浩二、もう1人が池田雄祐だ。池田雄は2008年のデビューから2016年までA級に昇格できなかったが、2017年前期で初のA2級へ昇格。F2の時期があったものの、2019年後期にはA1級まで上り詰めた。しかしA1級キープはできず、A2級での生活が続いた。そんな池田雄だが、2023年審査期間の成績は勝率6.41と自己最高勝率を残してA1級へ返り咲いた。その勢いは未だ衰える気配は見せていない。なぜならば9月の三国から11月末の蒲郡まで一般戦6節に出場したが、全てのレースで予選突破を果たしている。また10月の福岡から4節連続で優勝戦進出と成績を残しているためだ。この好調の波を象徴するかのようなうれしいサプライズが用意されていた。それは浜名湖G1東海地区選手権にあっせんされたことである。前回のA1級ではG1あっせんがなかったが、ようやくG1の舞台に参戦できるのだ。
連続優出中の池田雄は年末の地元戦まで勢いそのままに乗り込んでくるだろう。今年のとこなめ年末レースは愛知支部しか出場しない「愛知ダービー」。今大会は池田浩をはじめ、磯部や好調の黒野も参戦する。年末は競合相手に最高の成績を残す池田雄の雄姿に目が離せない一節となるだろう。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 11/1~2蒲郡
  • 1
  • 11/10~14鳴門
  • 125223
  • 11/24~29蒲郡
  • 1341214
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