連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2022

 磯部誠が宮島SGボートレースオールスターを予選1位で通過した。磯部は直近3節で連続優出とSGに合わせて調子を上げてきており、納得の結果だっただろう。しかしその後は壮絶な経験を味わうこととなった。
 その舞台となった宮島では序盤はモーターの整備に苦しんだものの、3日目にセット交換を実施。これが功を奏して3日目と4日目で3連勝、予選1位通過を果たした。そのこともあり、王道コースでSG初優出と初優勝を狙える位置に磯部はつけていた。準優勝戦は愛知支部エース・平本真之をはじめ、地元の山口剛、2021年のSGメモリアル覇者・原田幸哉、篠崎兄弟(元志・仁志)と相対した。枠なり進入でスタートするものの、4コース・原田がトップスタートからのまくり強襲。磯部は抵抗できず、その影響を受けて後退し、5着でレースを終えた。その結果、念願のSG初優出・初優勝とはならなかった。
 磯部はSG後の初戦がとこなめG1トコタンキング決定戦。この悔しさをばねにG1トコタンキング決定戦で大暴れするだろう。師匠の池田浩二が出場できない分、G1トコタンキング決定戦では最高の結果を期待したいものだ。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 5/1~5蒲郡
  • 232112
  • 5/9~14
  • 222123
  • 5/24~29宮島
  • 13511141
2022 5月31日時点
  • 常滑
  • びわこ

 愛知支部メンバーが多数出場するGW戦。とこなめでは赤岩善生や柳沢一、伸び盛りの黒野元基など豪華なメンバーが出場したものの、優勝は他支部の手に渡った。一方で蒲郡は平本真之や磯部誠など、こちらも豪華メンバーが出場した。その中でも中野夢斗がデビュー5年目でうれしい初Vを決めた。舞台となった蒲郡は7日間にわたるロング開催、なおかつ準優進出戦レースであった。中野は4月30日のバースデー勝利を含む2勝を挙げて予選を8位で通過。準優進出戦と準優勝戦はともに2着を獲得して優勝戦へ進出し、4号艇を獲得。優勝戦は4カドからフルダッシュのまくり強襲。後続艇を突き放して初Vを地元で成し遂げた。
 中野は最高の相棒である72号機とともに一節間を戦い抜いた。蒲郡72号機といえば昨年のSGメモリアル、今年4月のG1周年で優勝した実績抜群のモーター。そして今節が現行モーターの最終レースでもあった。中野は72号機ラストランを有終の美で飾るとともに、自身初Vという最高な結果をもたらした。これからA級初昇格へ奮闘する中野の活躍に注目だ。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 5/1~5蒲郡
  • 242422
  • 5/19~22常滑
  • 523433
  • 5/28~31浜名湖
  • 2535621
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