連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2019

 2018年の女子レーサーの頂点を決める平和島G1クイーンズクライマックス。この決戦に、愛知支部から唯一出場したのが細川裕子だ。前節の蒲郡ではオール3連対で2018年初Vも飾り、完璧なリズムで勝負の地へ臨んだ。初日トライアルは大外6号艇も、道中での鋭いターンで追い抜き見事3着。その後も3着、4着と重ねたが、着順のわずかな差によって優出を逃してしまう。大舞台があと一歩のところまで迫っていたからこそ、誰より苦い思いをかみしめただろう。
 SG初出場をも決めた2018年。その年の瀬で涙を呑んだ分、新たな年へはいっそう奮起して挑むはずだ。2019年はすでにG1東海地区選手権、G2レディースオールスターとビッグレースが待ち構えている。雪辱を誓う今年の細川は注目必至だ。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 12/3~6 宮島
  • 24612
  • 12/15~20 蒲郡
  • 23223113
  • 12/26~31 平和島
  • 3343
2018 12月31日時点
  • 蒲郡

 佐藤にとって、この2018年前半は苦渋を味わう期間だった。2013年11月にデビューし、7期目にしてA1級に初昇格。順調に成長してきたが、武器でもあるスタートが仇となり、フライング禍の影響で2018年前期はB1級へ降格してしまう。はやいタイミングでのスタートを封じ、忍耐の日々を強いられた。しかし、期が替わった5月からは心機一転。徐々に調子を取り戻し、2019年前期適用勝率は6.24を叩き出して一気にA1級へと返り咲いた。さらに、2018年12月の徳山戦では1着6本で優出。優勝戦は果敢に攻めたものの3着に破れるが、そのスタートタイミングはコンマ01。佐藤が自分の武器を取り戻した証だった。
 A1級へ復帰した今の佐藤なら、いつ初優勝を掴んでもおかしくない。苦しんだ季節を糧に、初V、そしてさらなる高みへ突き進む。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 12/4~9 徳山
  • 11146116
  • 12/19~12/23 下関
  • 16321136
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