連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2023

 2023年の2月にはボートレース蒲郡でG2第7回レディースオールスターが開催された。愛知支部からは5選手がファン投票で選ばれ、優勝戦に進出したのは宇野弥生ただ1人であった。宇野の優出は昨年12月から続いており、勢いが止まらない。
 宇野は12月の三国から、優出の記録を伸ばしていく。年末の住之江G3クイーンズクライマックスシリーズに出場し、優勝戦へ進出。大外の6コースからスタートした宇野は1周1マークで事故が発生したものの、冷静に差して1周2マークを旋回。ここでもヒヤッとすることがあったが、そのまま先頭をキープしてレースを終えた。次のとこなめ男女W優勝戦でも準V、蒲郡で優出5着、びわこのヴィーナスシリーズは3日目後半から全て1着で優勝と絶好調でレディースオールスターを迎えた。今回は選手班長で多忙であったが、予選を突破した。準優勝戦は大外から1号艇・川野芽唯と2号艇・守屋美穂が1周1マークで流れたところを見逃さずに2着を獲得。優勝戦でも大外から勝負したが、準優勝戦のような展開には恵まれずに5着でレースを終えた。
 2022年12月から2023年2月まで優勝戦進出記録を更新した宇野はA1復帰に向けてさらにギアを上げるだろう。ここからの活躍も見逃せない。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 2/3~8びわこ
  • 411241111
  • 2/21~26蒲郡
  • 412146
2023 2月28日時点
  • びわこ

 昨年2月の蒲郡以来、優勝から遠ざかっていた平見真彦が1年ぶりの優勝を決めた。舞台となったびわこでは、3日目後半レースを除いて舟券絡みの活躍を残し、予選3位で準優勝戦へ進出。準優勝戦はインから危なげない逃走劇を披露した。優勝戦は3号艇で出走。1号艇は2018年にトップルーキーへ選出された佐藤隆太郎、2号艇は4700番台の福田宗平と平見より若い選手がインに構えていた。コンマ06のトップスタートを決めた平見は1周1マークで1号艇・佐藤と2号艇・福田のわずかな隙間にボートを入れてバックストレッチへ。一歩前に出た平見は1周2マークで佐藤を振り切りリードを保ったままゴールラインを通過、3連単は万舟配当となった。
 平見は得意な3コースまくり差しを決め「率直にうれしいです。佐藤君はターンが早いので、最後まで気を緩めずに走りました」と優勝戦を振り返った。通算優勝回数を6回に増やし、成長を続けている平見の今後に要注目だ。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 2/2~7桐生
  • 424543461
  • 2/12~17びわこ
  • 131334123
  • 2/23~27浜名湖
  • 15342641
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