連載 ★ 追っかけレーサー

活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

2023

 磯部誠が5月26日、芦屋SGボートレースオールスター4日目に自身通算1,000勝を達成。デビューから13年6カ月での節目の勝利となった。
 5月4日のとこなめゴールデンウィーク戦最終日で999勝まで到達。しかし、次節の平和島GⅠ周年では未勝利に終わり、王手がかかったままでオールスター出場となった。
 初日から4425と着を並べ、迎えた4日目。第3レースに4号艇で出場した磯部はスロー4コースから、外からまくった菅章哉と、内からトップスタートで先行した田頭実の両者を2段まくりで撃破。見事SGの大舞台でメモリアル勝利を決めた。
 さらに同日第10レースでは1号艇で2着に入着。得点率18位に滑り込んで準優勝負駆けも成功。しかし自身2度目のSG優出が懸かった準優戦は6枠から3着に終わり、あと一歩で優出を逃した。
 昨年のSGグランプリファイナル出場で燃え尽き、今年前半はなかなかエンジンがかからない状態だった磯部。6月以降もGⅠ周年にSGグラチャン、SGオーシャンカップとまだまだビッグレースへの参戦予定が続く。今回の1,000勝達成を機に後半戦からは流れを変えていきたい。

今月の追っかけスター!

○:準優出
●:優出

  • 4/29~5/4常滑
  • 153626255141
  • 5/14~19平和島
  • 246245466
  • 5/23~28芦屋
  • 44251215
2023 5月31日時点

優勝はありません

 仲道大輔が5月の常滑一般戦でデビュー初優出・初優勝を果たした。
 仲道といえば伸び型の超新星として知られ、この優勝戦もチルト3度で6号艇から乗り込んだ。枠なり3対3の進入から、絶好枠の山口剛がコンマ11のスタートを切る一方、6コースの仲道はコンマ03のタッチスタート。そのまま内へ絞りにかかり、山口の抵抗を寄せ付けず豪快にまくり切った。差した芝田浩治が猛追したが、仲道がそのまま後続を振り切ってV。2着・芝田、3着・清水敦揮で3連単6-2-3は16,960円と波乱の決着となった。
 127期の同期の中でも1番乗りのV。デビュー当時は気合の入りすぎからフライングを多発し足踏みもあったが、最近はスタートも安定してきた。23歳にしてパンチパーマがトレードマークというキャラの濃さで、ファンや先輩レーサーから可愛がられる存在になりつつある。2023年後期勝率は自己最高の4.78をマークし、通算1着回数も24回を数える。まだまだ伸びしろだらけの今後に期待だ。

追っかけフレッシュスター

○:準優出
●:優出

  • 4/27~5/3
  • 3334626443
  • 5/11~15常滑
  • 551115
  • 5/24~29戸田
  • 416514641
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